2009年4月24日金曜日

Evince ドキュメント・ビューア

Evince ドキュメント・ビューア
PDFはプラットフォームが異なってもレイアウトやフォントスタイルを保持出来るドキュメントフォーマットです。近年はカタログやマニュアル等PDFで配布されていることも多いので目にする機会も増えました。ただ中にはプレーンテキストでも十分だと思える内容のものも時折見受けられますが(^_^;
このPDF、確かに便利なことは便利なのですが、閲覧に専用のビューアを必要とします。ビューアは開発元から「Acrobat Reader」というものが無償で配布されていますが、これが総じて重いです。
Debian5.0 (Lenny)でも「Acrobat Reader」は非公式のリポジトリ等を利用してインストールすることが可能ですが、同様なソフトである「Evince」というドキュメントビューアがあらかじめ用意されているので、特別な理由がなければ「Acrobat Reader」をインストールする必要は無いでしょう。
「Evince」はPDF、PostScriptの表示が可能で動作も「Acrobat Reader」に比べ軽快です。もちろんブラウザのプラグインとしても動作します。
自分もPDFの閲覧には「Evince」を使用していますが、とある書類で文字化け及び文字が表示されないことがありました。調べたところ同様の事例は多いようで、どうやら日本語のPDFでフォントが埋め込まれていない場合に起きる現象のようです。
対策は二通りあるようですが、自分は簡単な「poppler-data」パッケージをインストール(non-freeパッケージのためリポジトリの変更が必要な場合があります)する方法を取りました。
「poppler-data」インストール後、問題のあったPDFを再び表示してみましたが、文字化け、文字の非表示は解消され、無事内容を確認することが出来ました。

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