2011年1月29日土曜日

システム起動時のメッセージの表示と保存「dmesg」

Debianの起動時にはいわゆるブートメッセージが流れます。このメッセージにはデバイス等の情報が記されていてトラブルが起きた場合には解決の手掛かりにもなります。
しかしながら、このメッセージ、表示速度が結構速いために必要な情報を見極めるのが中々大変です。自分もUSBデバイス関連でちょっとエラーが出ていたのに気づいたのですが、メッセージが直ぐに流れてしまい判別出来ずに困っていました。
そのような時に便利なのが「dmesg」というコマンドです。

$ dmesg

端末でこのコマンドを実行するとブートメッセージを端末内に表示してくれます。これでゆっくりとメッセージを確認することが出来ます。更にエラーメッセージをコピーしてGoogle等で検索すればトラブル解決に非常に有益だと思います。
また、メッセージをファイルとして保存することも可能です。

メッセージをdmesg.logファイルとしてホームディレクトリに保存
$ dmesg > /home/ユーザー名/dmesg.log