2012年1月29日日曜日

ソフトウェアセンターでの不具合

Debian5.0よりソフトウェアセンター(5.0ではアプリケーションの追加と削除)というグラフィカルなインストーラーが追加されましたが、Debian6.0.3で使用したところ複数のパッケージが削除されるという現象が起こりました。

具体的にはgThumbという画像ビューアをインストール後に複数のパッケージが削除されてしまいました。
以下が削除されたと思われるパッケージです(この他にもあるかもしれませんが一応自分が確認出来たものです。ソフトウェアセンター自身も削除というのがなんとも^^;)

gnome-app-install(ソフトウェアセンター)
gnome-themes-extras(Gnomeテーマ及びアイコン)
Tomboy(メモソフト)
gnome-utils(スクリーンショットの取得等のツール)
gnome-games(ソリティアやチェス等のゲーム)
gcalctool(電卓)
gucharmap(文字マップ)
rhythmbox(ミュージックプレイヤー)
gdebi(debファイルインストール用のシンプルなツール)
network-manager-gnome(ネットワーク管理)
gconf-editor(設定エディタ)
metamorphose(リネームソフト)※ローカルパッケージよりインストール

これらを全てSynapticパッケージマネージャにてインストールし直しました。

更にデフォルトでインストールされていたかは不明ですが、下の三つのパッケージもインストールしました。
gnome-core(GNOME デスクトップ環境必須コンポーネント)
gnome-desktop-environment(GNOME デスクトップ環境)
gnome-system-tools(GNOME用のクロスプラットフォームな設定ユーティリティ)

Google Chromeもアプリケーションメニューよりアイコンが消失したため再インストールしました。

とりあえず環境的には元に戻ったのですが、一部のテーマで、外観の設定>テーマ タブで表示されるウインドウ・メニューの部分のアイコンがブランク状態のままです。機能的には問題無いのですが、GTK+エンジンやテーマの再インストールを試してみても現在のところ元に戻っていません。
ソフトウェアセンターはグラフィカルでパッケージがカテゴライズされていて検索もしやすいのですが、どうもパッケージの依存関係の扱いが上手くないようです。更に自分の環境では分類>インターネットを選択するとソフトウェアーセンターが落ちてしまいます。
いずれ改善されるとは思いますが、今のところソフトウェアセンターでは検索までとして、パッケージのインストール自体はSynapticパッケージマネージャを使用した方が良さそうです。