2013年6月現在Debian用Skypeはi386(multiarch)版の配布となっています。
Debianは7.0(Wheezy)よりMultiarch対応となり、これまで配布されていたAMD64版は無くなったようです。
Debian 7.0(Wheezy)AMD64へのインストールはアーキテクチャの追加とi386用の依存ファイルのインストールが必要です。
まずはarchitectureを追加します。
# dpkg --add-architecture i386
次いでリポジトリリストを編集します。
$ gksu gedit /etc/apt/sources.list
deb 行の [arch=amd64,i386] の部分を追加
deb [arch=amd64,i386] http://ftp.jp.debian.org/debian/ wheezy main non-free contrib
deb [arch=amd64,i386] http://security.debian.org/ wheezy/updates main contrib non-free
パッケージマネージャを立ちあげて再読込を押して更新します。
左下のセクション、状態と並んでるボタンの一番下にArchitectureが追加されて押すとarch:i386が読み込まれているのが確認できます。
以上でi386アーキテクチャの追加は完了です。続いてSkypeのインストール作業に移ります。
SkypeのオフィシャルHPよりDebian 7.0(multiarch)版をダウンロードします。
インストールのシミュレーションを行い apt-get install との互換性をチェックします。
ダウンロードしたSkypeのパッケージを指定してコマンドを実行します。(端末にドラック&ドロップすれば自動的に場所を入力してくれます)
$ gdebi --apt-line skype-debian_4.2.0.11-1_i386.deb
このパッケージはインストールできません
Dependency is not satisfiable:パッケージ名
以下のコマンドでもパッケージの情報を見ることができます。
$ dpkg -I skype-debian_4.2.0.11-1_i386.deb
Architecture: i386
Depends: libasound2 (>= 1.0.16), libc6 (>= 2.3.6-6~), libc6 (>= 2.7), libgcc1 (>= 1:4.1.1), libqt4-dbus (>= 4:4.5.3), libqt4-network (>= 4:4.8.0), libqt4-xml (>= 4:4.5.3), libqtcore4 (>= 4:4.7.0~beta1), libqtgui4 (>= 4:4.8.0), libqtwebkit4 (>= 2.1.0~2011week13), libstdc++6 (>= 4.6), libx11-6, libxext6, libxss1, libxv1, libssl1.0.0
チェックされた依存パッケージを全てインストールします。パッケージマネージャの検索で同じ名前のパッケージがある場合は:i386と付いている方を選択します。
※依存によりかなりの数のi386パッケージがインストールされます。
GDebiでskype-debian_4.2.0.11-1_i386.debをインストールします。
ダウンロードしたskype-debian_4.2.0.11-1_i386.debを右クリック>GDebi パッケージインストーラーで開く を選択します。
以上でDebian 7.0(Wheezy)AMD64へのSkypeのインストール作業は完了です。
Skype公式HPのサポートで”Skype for Linuxを初めてご使用になる方へ”で検索すると色々なディストリビューション用のインストール手順を見ることができます。
いつもSkypeのインストールで参考にさせて頂いてるwikiです。
http://wiki.debian.org/skype
2013年6月22日土曜日
2013年6月13日木曜日
Debian GNU/Linux 7.0 (Wheezy)へのバージョンアップ
5月にリリースされた7.0 (Wheezy)へとバージョンアップをおこないました。開発及びサポートに携わる全ての方々に感謝を致します。
自分はDebianは4から使用し始めて今回で三度目のバージョンアップとなります。いつものように現在の環境を残しつつ別パーティションに7.0を新規インストールしました。
isoイメージをhttp://www.debian.org/よりダウンロードしCD-Rに焼いてインストールディスクを作成、そのディスクよりPCを立ちあげてインストールを行います。
Wheezyインストール前のパーティション構成です。
sda1 Debian6.0.3 AMD64
sda2 Debian5.0.2 AMD64
sda3 データ保存用
sda4
sda5 スワップ
sda6 スワップ
今回は5.0.2がインストールされているsda2を初期化及びルートに設定、sda6をスワップに設定しました。
現在のパーティション構成は以下の通りです。
sda1 Debian6.0.3 AMD64
sda2 Debian7.0 AMD64
sda3 データ保存用
sda4
sda5 スワップ
sda6 スワップ
7.0 (Wheezy)へとバージョンアップして最初に感じたことはやはりデスクトップ環境がGNOME3.4になったことによる大幅な変化でしょうか。
今までのGNOME2.xのGUIがMacOS9のような感じだとするとGNOME3.4はiOSやAndroid系のスマートフォンやタブレットライクなインターフェースとなっています。
正直最初はあまりの変更ぶりに戸惑いましたが、一週間も使うと大分慣れてきました^^
ちなみにClassicモードやShell拡張機能を利用してGNOME2.xに近い感じのインターフェースにすることも可能です。
自分もAxe Menuという以前のアプリケーションメニューのような拡張機能をインストールしています。
全体的な印象としては少々重くなっているように感じます。やはりこれだけのGUIを動かしているのですから当然といえば当然かもしれません。
ただ通常の操作というよりも $ gksu gedit /etc/X11/xorg.conf ように端末から呼び出した時などの待機時間が結構長いです。
GDebiでのローカルパッケージのインストールもsqueezeの時と比べて明らかに重くなっています。
これは自分の環境がCPU Core 2 Duo 2.13Ghz メモリ2GB ビデオカードGeForce9500GTという些か時代遅れというのも多分にあるとは思いますが…
その他にも7.0 (Wheezy)では様々な変更が成されているようですが、使用感や設定でつまずいた事などを中心に追い追い書いていこうと思います。
自分はDebianは4から使用し始めて今回で三度目のバージョンアップとなります。いつものように現在の環境を残しつつ別パーティションに7.0を新規インストールしました。
isoイメージをhttp://www.debian.org/よりダウンロードしCD-Rに焼いてインストールディスクを作成、そのディスクよりPCを立ちあげてインストールを行います。
Wheezyインストール前のパーティション構成です。
sda1 Debian6.0.3 AMD64
sda2 Debian5.0.2 AMD64
sda3 データ保存用
sda4
sda5 スワップ
sda6 スワップ
今回は5.0.2がインストールされているsda2を初期化及びルートに設定、sda6をスワップに設定しました。
現在のパーティション構成は以下の通りです。
sda1 Debian6.0.3 AMD64
sda2 Debian7.0 AMD64
sda3 データ保存用
sda4
sda5 スワップ
sda6 スワップ
7.0 (Wheezy)へとバージョンアップして最初に感じたことはやはりデスクトップ環境がGNOME3.4になったことによる大幅な変化でしょうか。
今までのGNOME2.xのGUIがMacOS9のような感じだとするとGNOME3.4はiOSやAndroid系のスマートフォンやタブレットライクなインターフェースとなっています。
正直最初はあまりの変更ぶりに戸惑いましたが、一週間も使うと大分慣れてきました^^
ちなみにClassicモードやShell拡張機能を利用してGNOME2.xに近い感じのインターフェースにすることも可能です。
自分もAxe Menuという以前のアプリケーションメニューのような拡張機能をインストールしています。
全体的な印象としては少々重くなっているように感じます。やはりこれだけのGUIを動かしているのですから当然といえば当然かもしれません。
ただ通常の操作というよりも $ gksu gedit /etc/X11/xorg.conf ように端末から呼び出した時などの待機時間が結構長いです。
GDebiでのローカルパッケージのインストールもsqueezeの時と比べて明らかに重くなっています。
これは自分の環境がCPU Core 2 Duo 2.13Ghz メモリ2GB ビデオカードGeForce9500GTという些か時代遅れというのも多分にあるとは思いますが…
その他にも7.0 (Wheezy)では様々な変更が成されているようですが、使用感や設定でつまずいた事などを中心に追い追い書いていこうと思います。
2012年1月29日日曜日
ソフトウェアセンターでの不具合
Debian5.0よりソフトウェアセンター(5.0ではアプリケーションの追加と削除)というグラフィカルなインストーラーが追加されましたが、Debian6.0.3で使用したところ複数のパッケージが削除されるという現象が起こりました。
具体的にはgThumbという画像ビューアをインストール後に複数のパッケージが削除されてしまいました。
以下が削除されたと思われるパッケージです(この他にもあるかもしれませんが一応自分が確認出来たものです。ソフトウェアセンター自身も削除というのがなんとも^^;)
gnome-app-install(ソフトウェアセンター)
gnome-themes-extras(Gnomeテーマ及びアイコン)
Tomboy(メモソフト)
gnome-utils(スクリーンショットの取得等のツール)
gnome-games(ソリティアやチェス等のゲーム)
gcalctool(電卓)
gucharmap(文字マップ)
rhythmbox(ミュージックプレイヤー)
gdebi(debファイルインストール用のシンプルなツール)
network-manager-gnome(ネットワーク管理)
gconf-editor(設定エディタ)
metamorphose(リネームソフト)※ローカルパッケージよりインストール
これらを全てSynapticパッケージマネージャにてインストールし直しました。
更にデフォルトでインストールされていたかは不明ですが、下の三つのパッケージもインストールしました。
gnome-core(GNOME デスクトップ環境必須コンポーネント)
gnome-desktop-environment(GNOME デスクトップ環境)
gnome-system-tools(GNOME用のクロスプラットフォームな設定ユーティリティ)
Google Chromeもアプリケーションメニューよりアイコンが消失したため再インストールしました。
とりあえず環境的には元に戻ったのですが、一部のテーマで、外観の設定>テーマ タブで表示されるウインドウ・メニューの部分のアイコンがブランク状態のままです。機能的には問題無いのですが、GTK+エンジンやテーマの再インストールを試してみても現在のところ元に戻っていません。
ソフトウェアセンターはグラフィカルでパッケージがカテゴライズされていて検索もしやすいのですが、どうもパッケージの依存関係の扱いが上手くないようです。更に自分の環境では分類>インターネットを選択するとソフトウェアーセンターが落ちてしまいます。
いずれ改善されるとは思いますが、今のところソフトウェアセンターでは検索までとして、パッケージのインストール自体はSynapticパッケージマネージャを使用した方が良さそうです。
具体的にはgThumbという画像ビューアをインストール後に複数のパッケージが削除されてしまいました。
以下が削除されたと思われるパッケージです(この他にもあるかもしれませんが一応自分が確認出来たものです。ソフトウェアセンター自身も削除というのがなんとも^^;)
gnome-app-install(ソフトウェアセンター)
gnome-themes-extras(Gnomeテーマ及びアイコン)
Tomboy(メモソフト)
gnome-utils(スクリーンショットの取得等のツール)
gnome-games(ソリティアやチェス等のゲーム)
gcalctool(電卓)
gucharmap(文字マップ)
rhythmbox(ミュージックプレイヤー)
gdebi(debファイルインストール用のシンプルなツール)
network-manager-gnome(ネットワーク管理)
gconf-editor(設定エディタ)
metamorphose(リネームソフト)※ローカルパッケージよりインストール
これらを全てSynapticパッケージマネージャにてインストールし直しました。
更にデフォルトでインストールされていたかは不明ですが、下の三つのパッケージもインストールしました。
gnome-core(GNOME デスクトップ環境必須コンポーネント)
gnome-desktop-environment(GNOME デスクトップ環境)
gnome-system-tools(GNOME用のクロスプラットフォームな設定ユーティリティ)
Google Chromeもアプリケーションメニューよりアイコンが消失したため再インストールしました。
とりあえず環境的には元に戻ったのですが、一部のテーマで、外観の設定>テーマ タブで表示されるウインドウ・メニューの部分のアイコンがブランク状態のままです。機能的には問題無いのですが、GTK+エンジンやテーマの再インストールを試してみても現在のところ元に戻っていません。
ソフトウェアセンターはグラフィカルでパッケージがカテゴライズされていて検索もしやすいのですが、どうもパッケージの依存関係の扱いが上手くないようです。更に自分の環境では分類>インターネットを選択するとソフトウェアーセンターが落ちてしまいます。
いずれ改善されるとは思いますが、今のところソフトウェアセンターでは検索までとして、パッケージのインストール自体はSynapticパッケージマネージャを使用した方が良さそうです。
2009年8月18日火曜日
PC買い替えとDebian5.0.2のインストール
今まで使用していたDELL「Dimension8100」のHDが壊れてしまったので、PCを買い換えました。もっとも買い換えたと言っても新品でなく中古ですが。
IBM「IntelliStation M Pro 9229」という機種でスペックは大体こんな感じです。
CPU Core 2 Duo 2.13Ghz
メモリ 2GB
HD 80GB (SATA)
ビデオカード GeForce9500GT
スーパーマルチドライブ
ちなみに価格はDtoDのWindowsXP付きで29,800円でした。
HDだけ少し容量不足を感じたので500GBのものを追加して、それにDebianをインストールすることにしました。Windowsは使わないので、元の80GBの方のHDは外してしまおうかと思ったのですが、面倒だったので搭載したまま配線だけ外しました(^ ^;
Debianのインストールは4.0、5.0と経験済なのでスムーズに行えました。PC買い替えに合わせて回線も光にしたので時間も30分程度で終了しました。使用開始から二週間ほど経ちますが順調に動いてくれています。
今までのPen4 1.5Ghzでも通常それほど不満は無かったのですが、さすがにCore 2 Duoは速いです(^ ^)
あとサスペンドが正常に機能してくれるようになりました。「Dimension8100」ではサスペンドさせるとそのまま復帰出来なくなってしまったのですが、「IntelliStation M Pro 9229」では電源スイッチを押せばしっかりと復帰してくれます。
しかし、ハイバーネートの方は相変わらず上手く機能してくれません。一旦電源は切れるのですが、1、2秒で再起動してしまいます。何かしらの設定が必要なのかもしれませんが、サスペンドと機能的には大差ないもののようなのでそのままにしてあります。
他にも気になることが一つあります。「IntelliStation M Pro 9229」は全面に各種LEDが配置されていて、その中に「システム・エラー LED」というのがあります。それがたまに点灯してしまいます。BIOSでエラーのログを見ると、下記のように記録されていました。
Source SMI Hdlr
Message Code 00152200
Message Data CERR: PCI Express CERR SLOT=02 VendorID=10DE
DeviceID=0640 Status=01
SMIハンドラと言うのは何か割り込みをする機能らしいのですが、自分の知識では調べても良く分かりませんでした。
初めのうちは割とこのエラーが出ていたのですが、その後「画面の解像度の設定」のオプション、「このコンピュータでのみデフォルトにする」のチェックを外したところたまにしか出なくなりました。
再起動すれば「システム・エラー LED」は消灯し、実用上はこれといって不具合も感じないのですが、自分の知識とスキルでは今ひとつ原因不明です。
それと今回、Debianのインストールに「debian-502-i386-CD-1.iso」を使ったのですが、何故かいくつかのパッケージがデフォルトでインストールされませんでした。
update-manager (ソフトウェアの更新を管理する GNOME アプリケーション)
update-notifier (パッケージの更新を通知するデーモン)
hardinfo (システム情報を表示)
gparted (GNOME partition editor)
自分が気づいたのはこの四つですが、それぞれ重要なパッケージだと思うのでデフォルトでインストールされないのは不思議に思いました。
「netinst」の方を使えばこれらのパッケージもインストールされるのでDebianのインストールは「netinst」の方を使った方が良いみたいです。時間もisoファイルをダウンロードする時間も含めると「debian-502-i386-CD-1.iso」を使うよりも早く終わると思います。
IBM「IntelliStation M Pro 9229」という機種でスペックは大体こんな感じです。
CPU Core 2 Duo 2.13Ghz
メモリ 2GB
HD 80GB (SATA)
ビデオカード GeForce9500GT
スーパーマルチドライブ
ちなみに価格はDtoDのWindowsXP付きで29,800円でした。
HDだけ少し容量不足を感じたので500GBのものを追加して、それにDebianをインストールすることにしました。Windowsは使わないので、元の80GBの方のHDは外してしまおうかと思ったのですが、面倒だったので搭載したまま配線だけ外しました(^ ^;
Debianのインストールは4.0、5.0と経験済なのでスムーズに行えました。PC買い替えに合わせて回線も光にしたので時間も30分程度で終了しました。使用開始から二週間ほど経ちますが順調に動いてくれています。
今までのPen4 1.5Ghzでも通常それほど不満は無かったのですが、さすがにCore 2 Duoは速いです(^ ^)
あとサスペンドが正常に機能してくれるようになりました。「Dimension8100」ではサスペンドさせるとそのまま復帰出来なくなってしまったのですが、「IntelliStation M Pro 9229」では電源スイッチを押せばしっかりと復帰してくれます。
しかし、ハイバーネートの方は相変わらず上手く機能してくれません。一旦電源は切れるのですが、1、2秒で再起動してしまいます。何かしらの設定が必要なのかもしれませんが、サスペンドと機能的には大差ないもののようなのでそのままにしてあります。
他にも気になることが一つあります。「IntelliStation M Pro 9229」は全面に各種LEDが配置されていて、その中に「システム・エラー LED」というのがあります。それがたまに点灯してしまいます。BIOSでエラーのログを見ると、下記のように記録されていました。
Source SMI Hdlr
Message Code 00152200
Message Data CERR: PCI Express CERR SLOT=02 VendorID=10DE
DeviceID=0640 Status=01
SMIハンドラと言うのは何か割り込みをする機能らしいのですが、自分の知識では調べても良く分かりませんでした。
初めのうちは割とこのエラーが出ていたのですが、その後「画面の解像度の設定」のオプション、「このコンピュータでのみデフォルトにする」のチェックを外したところたまにしか出なくなりました。
再起動すれば「システム・エラー LED」は消灯し、実用上はこれといって不具合も感じないのですが、自分の知識とスキルでは今ひとつ原因不明です。
それと今回、Debianのインストールに「debian-502-i386-CD-1.iso」を使ったのですが、何故かいくつかのパッケージがデフォルトでインストールされませんでした。
update-manager (ソフトウェアの更新を管理する GNOME アプリケーション)
update-notifier (パッケージの更新を通知するデーモン)
hardinfo (システム情報を表示)
gparted (GNOME partition editor)
自分が気づいたのはこの四つですが、それぞれ重要なパッケージだと思うのでデフォルトでインストールされないのは不思議に思いました。
「netinst」の方を使えばこれらのパッケージもインストールされるのでDebianのインストールは「netinst」の方を使った方が良いみたいです。時間もisoファイルをダウンロードする時間も含めると「debian-502-i386-CD-1.iso」を使うよりも早く終わると思います。
2009年6月26日金曜日
ローカルパッケージのインストール
Debian4.0(etch)では直接ダウンロードした拡張子.debのパッケージファイルを 右クリック>"GDebi Package Installer"で開く でインストールすることが出来ましたが、Debian5.0 (Lenny)では何故か右クリックをしても "GDebi Package Installer"で開く は表示されません。
ファイルを右クリック プロパティ>開き方「Available applications」を覗いてみるとどうやらDebian5.0 (Lenny)では「GDebi」自体がインストールされていないようです。そこで「GDebi」をインストールしてみましたが、状況は変わらず、右クリックで"GDebi Package Installer"で開く が表示されません。PCを再起動してもみましたが結果は同じでした。
どうにも原因が分からないので他のソフトを試してみようと考え、「Available applications」に表示されていた「gdeb」(一文字違いですが別のパッケージです)をインストールしてみました。するとこれが幸いしたのか 右クリックで"GDebi Package Installer"で開く が表示されるようになりました。もちろん"GDeb"で開く も表示されています。
早速ダウンロードしたパッケージファイルのインストールを実効してみましたが、どうも上手くいきません。「Install Package」をクリックすると「GDebi Package Installer」が終了してしまいます。何度か試してみましたがやはり上手くいかないので、もう一つの「GDeb」を試してみるとすんなりとインストール出来ました。
手順としては パッケージファイルを 右クリック>"GDeb"で開く「Install」をクリック、rootのパスワードを入力して「Continue」でターミナルが起動し、インストールが開始されます。終了後にEnterキーを押せば完了です。
インストールしたパッケージは「Synapticパッケージマネージャ」の「状態」>インストール済(ローカルまたはObsolete)で確認出来ます。
ローカルより「GDeb」を使いインストールしたパッケージは「アップデート・マネージャ」で自動的にバージョンのアップデートは行われませんが、リポジトリに無いパッケージを使いたい場合には有効な手段だと思います。但し、当然検証されていないパッケージをもインストールすることが可能なので注意が必要です。
通常は「Synapticパッケージマネージャ」等で公式によって検証されたパッケージをインストールし、「GDeb」はあくまでも非常用と考えた方が良いと思います。
ファイルを右クリック プロパティ>開き方「Available applications」を覗いてみるとどうやらDebian5.0 (Lenny)では「GDebi」自体がインストールされていないようです。そこで「GDebi」をインストールしてみましたが、状況は変わらず、右クリックで"GDebi Package Installer"で開く が表示されません。PCを再起動してもみましたが結果は同じでした。
どうにも原因が分からないので他のソフトを試してみようと考え、「Available applications」に表示されていた「gdeb」(一文字違いですが別のパッケージです)をインストールしてみました。するとこれが幸いしたのか 右クリックで"GDebi Package Installer"で開く が表示されるようになりました。もちろん"GDeb"で開く も表示されています。
早速ダウンロードしたパッケージファイルのインストールを実効してみましたが、どうも上手くいきません。「Install Package」をクリックすると「GDebi Package Installer」が終了してしまいます。何度か試してみましたがやはり上手くいかないので、もう一つの「GDeb」を試してみるとすんなりとインストール出来ました。
手順としては パッケージファイルを 右クリック>"GDeb"で開く「Install」をクリック、rootのパスワードを入力して「Continue」でターミナルが起動し、インストールが開始されます。終了後にEnterキーを押せば完了です。
インストールしたパッケージは「Synapticパッケージマネージャ」の「状態」>インストール済(ローカルまたはObsolete)で確認出来ます。
ローカルより「GDeb」を使いインストールしたパッケージは「アップデート・マネージャ」で自動的にバージョンのアップデートは行われませんが、リポジトリに無いパッケージを使いたい場合には有効な手段だと思います。但し、当然検証されていないパッケージをもインストールすることが可能なので注意が必要です。
通常は「Synapticパッケージマネージャ」等で公式によって検証されたパッケージをインストールし、「GDeb」はあくまでも非常用と考えた方が良いと思います。
2009年1月28日水曜日
インストール
インストールCD、HDの準備が整ったところで実際のインストール作業となります。まず出来上がったインストールCDをセットして再起動します。これでインストールCDから起動すれば成功です。そのままインストール作業へと移ります。
インストールCDから起動せずにWindows等現在使用しているOSが起動してしまう場合には特定のキーを押して起動するか、BIOSの設定を変更する必要があります。方法はパソコンのメーカーによって異なります。「CDから起動」等でググってみれば情報が見付かると思います。
インストールCDから起動してしまえば後は基本的に指示にしたがっていくだけです。詳しくはここに解説があります。ページを印刷しておくと良いかもしれません。
自分の場合のインストール画面はこの解説のページよりももっと簡素な感じでしたが内容的には変わりありませんでした。
ここで自分が戸惑ったところを上げておきます。
言語、キーボードの選択、ネットワーク設定までは解説通り問題なかったのですが、パーティショニングのところで
の四つが表示されるはずが「最大の空き領域を使う」が無く
の三つしか表示されません。パーティションとしてはWindowsで表示されていたようにちゃんと二つ表示されているのですが……
結局、自分は「Dドライブ」をそのまま利用したので中にデータが何もなくともWindowsのフォーマットのままでは空き容量として認識されていなかったのです。当前のことといえば当然ですが(^ ^;
それで「Dドライブ」(何もデータが入ってない方のパーティション)の方を「手動」で削除すればいいのですが、当然DebianのインストールCD上では「Cドライブ」「Dドライブ」等と表示されるわけもなく、容量的にもほぼ均等に分割していたのでどちらがどちらだか分からなくなってしまいましたorz
先程「後々のためにそのHDの名前と容量をメモしておいた方がいいです」と書いたのはこのためです。
一度元に戻って、Windowsを起動させてHDを確認した後に再びDebianのインストール作業を行えばいいわけですが、面倒だったので(^ ^;Windowsが消えてもいい覚悟で下側に表示されたパーティションを選択。「手動」で「削除」(これ削除というか要するに初期化ですね)を実行しました。すると今まで表示されていなかった「最大の空き領域を使う」が表示されそれを選択。ようやく次へと進むことが出来ました。(結果、自分は運よくWindowsを消さずにすみました。確率二分の一の博打に勝ちました)
次いで「root」のパスワード、一般ユーザの名前、ログイン名、パスワードを設定します。これは後で必要になるので、忘れないようにメモをしておきましょう。
さらに解説のページ通りにいくつか設定をして「デスクトップ環境」と「標準システム」をインストール。ネット環境によりますが、しばらく時間がかかります。とりあえず一息つきましょう(^ ^)
そして最後にブートローダをインストール。これでWindows等別のOSがインストールされていれば起動時に選ぶことが出来ます。いわゆるデュアルブート出来るわけです。
あとはインストールCDを取り出して再起動。BIOSの設定を変更してある場合はCDを取り出さないと再びインストールCDから起動してしまうので御注意を。
再起動してそのまま待つとログイン画面が表示されます。インストール時に決めた一般ユーザのユーザ名、パスワードを入力してログイン。ちなみに初期設定では「root」でのログインは出来ません。(後に設定を変えれば可能です)
インストールCDから起動せずにWindows等現在使用しているOSが起動してしまう場合には特定のキーを押して起動するか、BIOSの設定を変更する必要があります。方法はパソコンのメーカーによって異なります。「CDから起動」等でググってみれば情報が見付かると思います。
インストールCDから起動してしまえば後は基本的に指示にしたがっていくだけです。詳しくはここに解説があります。ページを印刷しておくと良いかもしれません。
自分の場合のインストール画面はこの解説のページよりももっと簡素な感じでしたが内容的には変わりありませんでした。
ここで自分が戸惑ったところを上げておきます。
言語、キーボードの選択、ネットワーク設定までは解説通り問題なかったのですが、パーティショニングのところで
- 最大の空き領域を使う
- ディスク全体を使う
- ディスク全体を使い LVM をセットアップする
- 手動
の四つが表示されるはずが「最大の空き領域を使う」が無く
- ガイド - ディスク全体を使う
- ガイド - ディスク全体を使い LVM をセットアップする
- 手動
の三つしか表示されません。パーティションとしてはWindowsで表示されていたようにちゃんと二つ表示されているのですが……
結局、自分は「Dドライブ」をそのまま利用したので中にデータが何もなくともWindowsのフォーマットのままでは空き容量として認識されていなかったのです。当前のことといえば当然ですが(^ ^;
それで「Dドライブ」(何もデータが入ってない方のパーティション)の方を「手動」で削除すればいいのですが、当然DebianのインストールCD上では「Cドライブ」「Dドライブ」等と表示されるわけもなく、容量的にもほぼ均等に分割していたのでどちらがどちらだか分からなくなってしまいましたorz
先程「後々のためにそのHDの名前と容量をメモしておいた方がいいです」と書いたのはこのためです。
一度元に戻って、Windowsを起動させてHDを確認した後に再びDebianのインストール作業を行えばいいわけですが、面倒だったので(^ ^;Windowsが消えてもいい覚悟で下側に表示されたパーティションを選択。「手動」で「削除」(これ削除というか要するに初期化ですね)を実行しました。すると今まで表示されていなかった「最大の空き領域を使う」が表示されそれを選択。ようやく次へと進むことが出来ました。(結果、自分は運よくWindowsを消さずにすみました。確率二分の一の博打に勝ちました)
次いで「root」のパスワード、一般ユーザの名前、ログイン名、パスワードを設定します。これは後で必要になるので、忘れないようにメモをしておきましょう。
さらに解説のページ通りにいくつか設定をして「デスクトップ環境」と「標準システム」をインストール。ネット環境によりますが、しばらく時間がかかります。とりあえず一息つきましょう(^ ^)
そして最後にブートローダをインストール。これでWindows等別のOSがインストールされていれば起動時に選ぶことが出来ます。いわゆるデュアルブート出来るわけです。
あとはインストールCDを取り出して再起動。BIOSの設定を変更してある場合はCDを取り出さないと再びインストールCDから起動してしまうので御注意を。
再起動してそのまま待つとログイン画面が表示されます。インストール時に決めた一般ユーザのユーザ名、パスワードを入力してログイン。ちなみに初期設定では「root」でのログインは出来ません。(後に設定を変えれば可能です)
HDの準備
他のOS、例えばWindowsとDebianを一つのHDに入れたいときにはパーティションを作成しなければならないわけですが、これが結構リスキー。とは言っても今は簡単に出来るソフトもあるようなので調べてみると良いかも。ただHDは一度初期化してしまうと素人では復旧は困難なのであくまで自己責任で。今はHDも手頃になったのでDebian用に新しく増設してしまうのも手かもしれないですね。
当然大事なデータがある場合は必ずそれらをDVD-R等にバックアップしておきます。
それからパーティションを切るにしてもHDを増設するにしても、後々のためにそのHDの名前と容量をメモしておいた方がいいです。
もちろん「他のOSはいらん、Debianだけあればいい」というのであれば別にパーティションを作成する必要はないです。
自分はどうしたかというと、もともとWindowsはほとんど使ってなかったこともありデータもたいして入っていなかったので、いわゆる「Dドライブ」にDebianを入れました。
当然大事なデータがある場合は必ずそれらをDVD-R等にバックアップしておきます。
それからパーティションを切るにしてもHDを増設するにしても、後々のためにそのHDの名前と容量をメモしておいた方がいいです。
もちろん「他のOSはいらん、Debianだけあればいい」というのであれば別にパーティションを作成する必要はないです。
自分はどうしたかというと、もともとWindowsはほとんど使ってなかったこともありデータもたいして入っていなかったので、いわゆる「Dドライブ」にDebianを入れました。
2009年1月27日火曜日
インストールCDの作成
何はともあれまずはDebianを手に入れなければならないわけで。オフィシャルのHPの「Debianを入手する」を見てみると「ネットインストール用ISOファイル」「フルインストール用ISOファイル」の二つがダウンロード出来るようです。
自分はネットインストール用ISOファイル「小さなイメージファイルをダウンロードし、CD/DVD/USB ディスクまたはフロッピーに焼いたり書き込んだりして、 インターネットからインストールする」を選択。
CPUはPen4なので、小さな CDの[i386]をダウンロードしました。
あとはダウンロードしたISOファイルをCD-Rに焼いてインストールCDの出来上がり(^▽^)
ISOファイルの焼き方はライティングソフトによって色々なのでソフトのマニュアルをよく読むか、ネットで調べましょう。
「自分の使っているライティングソフト名 ISO」でググれば出てくると思います。
自分はネットインストール用ISOファイル「小さなイメージファイルをダウンロードし、CD/DVD/USB ディスクまたはフロッピーに焼いたり書き込んだりして、 インターネットからインストールする」を選択。
CPUはPen4なので、小さな CDの[i386]をダウンロードしました。
あとはダウンロードしたISOファイルをCD-Rに焼いてインストールCDの出来上がり(^▽^)
ISOファイルの焼き方はライティングソフトによって色々なのでソフトのマニュアルをよく読むか、ネットで調べましょう。
「自分の使っているライティングソフト名 ISO」でググれば出てくると思います。
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