2013年6月13日木曜日

Debian GNU/Linux 7.0 (Wheezy)へのバージョンアップ

5月にリリースされた7.0 (Wheezy)へとバージョンアップをおこないました。開発及びサポートに携わる全ての方々に感謝を致します。
自分はDebianは4から使用し始めて今回で三度目のバージョンアップとなります。いつものように現在の環境を残しつつ別パーティションに7.0を新規インストールしました。
isoイメージをhttp://www.debian.org/よりダウンロードしCD-Rに焼いてインストールディスクを作成、そのディスクよりPCを立ちあげてインストールを行います。

Wheezyインストール前のパーティション構成です。

sda1 Debian6.0.3 AMD64
sda2 Debian5.0.2 AMD64
sda3 データ保存用
sda4
sda5 スワップ
sda6 スワップ

今回は5.0.2がインストールされているsda2を初期化及びルートに設定、sda6をスワップに設定しました。

現在のパーティション構成は以下の通りです。

sda1 Debian6.0.3 AMD64
sda2 Debian7.0 AMD64
sda3 データ保存用
sda4
sda5 スワップ
sda6 スワップ

7.0 (Wheezy)へとバージョンアップして最初に感じたことはやはりデスクトップ環境がGNOME3.4になったことによる大幅な変化でしょうか。
今までのGNOME2.xのGUIがMacOS9のような感じだとするとGNOME3.4はiOSやAndroid系のスマートフォンやタブレットライクなインターフェースとなっています。
正直最初はあまりの変更ぶりに戸惑いましたが、一週間も使うと大分慣れてきました^^
ちなみにClassicモードやShell拡張機能を利用してGNOME2.xに近い感じのインターフェースにすることも可能です。
自分もAxe Menuという以前のアプリケーションメニューのような拡張機能をインストールしています。

全体的な印象としては少々重くなっているように感じます。やはりこれだけのGUIを動かしているのですから当然といえば当然かもしれません。
ただ通常の操作というよりも $ gksu gedit /etc/X11/xorg.conf ように端末から呼び出した時などの待機時間が結構長いです。
GDebiでのローカルパッケージのインストールもsqueezeの時と比べて明らかに重くなっています。
これは自分の環境がCPU Core 2 Duo 2.13Ghz メモリ2GB ビデオカードGeForce9500GTという些か時代遅れというのも多分にあるとは思いますが…

その他にも7.0 (Wheezy)では様々な変更が成されているようですが、使用感や設定でつまずいた事などを中心に追い追い書いていこうと思います。

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