インストールCDから起動せずにWindows等現在使用しているOSが起動してしまう場合には特定のキーを押して起動するか、BIOSの設定を変更する必要があります。方法はパソコンのメーカーによって異なります。「CDから起動」等でググってみれば情報が見付かると思います。
インストールCDから起動してしまえば後は基本的に指示にしたがっていくだけです。詳しくはここに解説があります。ページを印刷しておくと良いかもしれません。
自分の場合のインストール画面はこの解説のページよりももっと簡素な感じでしたが内容的には変わりありませんでした。
ここで自分が戸惑ったところを上げておきます。
言語、キーボードの選択、ネットワーク設定までは解説通り問題なかったのですが、パーティショニングのところで
- 最大の空き領域を使う
- ディスク全体を使う
- ディスク全体を使い LVM をセットアップする
- 手動
の四つが表示されるはずが「最大の空き領域を使う」が無く
- ガイド - ディスク全体を使う
- ガイド - ディスク全体を使い LVM をセットアップする
- 手動
の三つしか表示されません。パーティションとしてはWindowsで表示されていたようにちゃんと二つ表示されているのですが……
結局、自分は「Dドライブ」をそのまま利用したので中にデータが何もなくともWindowsのフォーマットのままでは空き容量として認識されていなかったのです。当前のことといえば当然ですが(^ ^;
それで「Dドライブ」(何もデータが入ってない方のパーティション)の方を「手動」で削除すればいいのですが、当然DebianのインストールCD上では「Cドライブ」「Dドライブ」等と表示されるわけもなく、容量的にもほぼ均等に分割していたのでどちらがどちらだか分からなくなってしまいましたorz
先程「後々のためにそのHDの名前と容量をメモしておいた方がいいです」と書いたのはこのためです。
一度元に戻って、Windowsを起動させてHDを確認した後に再びDebianのインストール作業を行えばいいわけですが、面倒だったので(^ ^;Windowsが消えてもいい覚悟で下側に表示されたパーティションを選択。「手動」で「削除」(これ削除というか要するに初期化ですね)を実行しました。すると今まで表示されていなかった「最大の空き領域を使う」が表示されそれを選択。ようやく次へと進むことが出来ました。(結果、自分は運よくWindowsを消さずにすみました。確率二分の一の博打に勝ちました)
次いで「root」のパスワード、一般ユーザの名前、ログイン名、パスワードを設定します。これは後で必要になるので、忘れないようにメモをしておきましょう。
さらに解説のページ通りにいくつか設定をして「デスクトップ環境」と「標準システム」をインストール。ネット環境によりますが、しばらく時間がかかります。とりあえず一息つきましょう(^ ^)
そして最後にブートローダをインストール。これでWindows等別のOSがインストールされていれば起動時に選ぶことが出来ます。いわゆるデュアルブート出来るわけです。
あとはインストールCDを取り出して再起動。BIOSの設定を変更してある場合はCDを取り出さないと再びインストールCDから起動してしまうので御注意を。
再起動してそのまま待つとログイン画面が表示されます。インストール時に決めた一般ユーザのユーザ名、パスワードを入力してログイン。ちなみに初期設定では「root」でのログインは出来ません。(後に設定を変えれば可能です)
0 件のコメント:
コメントを投稿