Debian GNU/Linux 4.0 (etch)ではデフォルトで動画プレイヤー(totem)のMozillaプラグインがあらかじめインストールされていますが、正直今の多様なネットの環境からすると少々心もとないです。
そこで新たにプラグインを追加します。いくつか試した結果自分がインストールしているプラグインは現在以下の三つです。
自分はデフォルトのtotem-mozillaはアンインストールしました。
flashplugin-nonfree
mozplugger
mozilla-mplayer
flashplugin-nonfreeだけはインストールが少々面倒ですが(インターネット ブラウザ編 プラグイン(Flash)を参照)他の二つは初期のリポジトリでインストール可能です。
自分はmozplugger、mozilla-mplayerの順序でインストールしました。この二つのプラグインは動画再生において重複しているものが多いのですが、ネットで調べたところインストールする順序によってその受け持ちが多少変わるようです。自分の場合ではmozilla-mplayerが優先されています。
尚、mozpluggerは動画や音声だけではなく、その他様々な形式のファイルに対応していますので、既に他のプラグインをインストールされている方は注意が必要です。それまでのプラグインよりもmozpluggerが優先されてしまう可能性があります。特にPDFでAdobeのプラグインを使用している方は要注意です。
以下のコマンドで設定ファイルが変更できます。
$ gksu gedit /etc/mozpluggerrc
mozpluggerで開きたくないファイルの設定に#を付けてコメントアウトすると良いでしょう。
mozilla-mplayerの場合は再生ウインドウ内で右クリック>設定を選択します。
Iceweasel自体は、編集>設定>ファイルタイプ>管理でファイルの読み込み時の動作設定を行うことが出来ます。
動画と音声に関してはこれで大体は対応できると思います。ただMIDIの再生にはまだ幾つかインストールしなければなりませんが、それはまた改めて書くことにします。
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