ラベル プラグイン の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル プラグイン の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2011年4月11日月曜日

Google Chrome(拡張機能 プラグイン)

前回の記事に続いてGoogle Chrome関連です。今回はプラグインと拡張機能について書きたいと思います。
まずはプラグインですが、既にインストールされているプラグインは自動的に認識してくれます。
ちなみに自分の場合は以下のものとChrome独自のものがいくつかインストールされています。

swfdec-mozilla
flashplugin-nonfree
totem-mozilla
mozplugger
mozilla-mplayer

右端のスパナのアイコン>設定>高度な設定>プラグイン>プラグインを個別に無効にする からインストールされているプラグインの有効無効が設定可能です。
URL入力欄に直接「about:plugins」と入力しても設定画面を呼び出すことが出来ます。
Chromeをインストールした直後はすべてのプラグインが有効になっていると思いますが、そのままですとプラグインが競合してしまい上手く機能してくれません。
そこでいくつかのプラグインを無効にする必要があります。
自分の場合は次のように設定しています。特にswfdec-mozillaは有効になっていると最近のFlashコンテンツがほぼ見れませんので要注意です。
(swfdec-mozilla自体を削除したいところですが、依存関係によりswfdec-mozillaを削除しようとするとgnomeが削除されてしまうので実質削除することが出来ません)

swfdec-mozilla(無効)
flashplugin-nonfree
totem-mozilla(無効)
mozplugger(無効)
mozilla-mplayer

続いて自分がインストールいている拡張機能をいくつか紹介したいと思います。拡張機能はIceweaselで言うところのアドオンにあたり、その名のとおりChromeの機能を拡張してくれます。
右端のスパナのアイコン>ツール>拡張機能 またはURL入力欄に直接「chrome://extensions/」で設定を呼び出せます。更に設定画面右下の「他の拡張機能を見る >>」をクリックすれば拡張機能の検索インストールが可能です。

「Tabs to the front!」
ChromeはIceweaselと違いページを新しいタブで開いても表示は元のページのままですが、この拡張機能をインストールすれば新しく開いたタブへと表示を自動的に切り替えてくれます。
これが出来ないといちいち開いたタブへとポインターを動かして切り替えなければならないので非常に面倒です。自分にとってこの機能はHPを閲覧する上で必須といっても良いです。

「Chromium Wheel Smooth Scroller」
スムーススクロールを提供してくれる拡張機能です。Chromeは動作の軽さに重点を置いて開発されているようで標準ではスムーススクロールの機能がありません。
もう一つ「SmoothScroll」というそのままズバリの拡張機能もあります。自分は「Chromium Wheel Smooth Scroller」を選択しましたが、動作としては「SmoothScroll」の方がIceweaselに近いと思います。

「Docs PDF/PowerPoint Viewer(by Google)」
PDF等のドキュメントを「Google Docs Viewer」で自動的にプレビューすることの出来る拡張機能です。Chromeには標準で「Chrome PDF Viewer」というPDFの表示プラグインも用意されていますが、自分はこちらを使用しています。

「Turn Off the Lights」
動画以外のページ全体を薄暗くして動画を見ることが出来る拡張機能です。広告等を隠せるので動画が見やすくなります。色や透明度を設定することが可能です。

現在自分はメインのブラウザにChrome。Chromeで上手く表示出来ない場合等補助的にIceweasel。ブラウザゲームにEpiphany。といった感じで使い分けています。あくまで個人的な感覚でしかないのですが、現時点では安定性と軽さはChromeが一番かと思います。
好みや仕様状況によって色々と変わると思いますが、ブラウザというのは今やPCを使う上で一番使用するアプリケーションだと思いますので使いやすいものを選びたいものです。
それにしてもブラウザを含めインターネット技術の進化は凄まじいものがあると思います。Netscapeを有料で買ったころが遠い昔のようです。まあ、実際十五年くらい前の話ですが(^_^;
最後にChromeの設定ファイルの場所をメモとして書き留めて置きます。Bookmark等のファイルもここに保存されているのでバックアップしておくとトラブルや環境移行の時等に役立つと思います。

Chrome設定ファイル
ホームフォルダ/.config/google-chrome

2009年2月8日日曜日

インターネット ブラウザ編 プラグイン(動画)

Debian GNU/Linux 4.0 (etch)ではデフォルトで動画プレイヤー(totem)のMozillaプラグインがあらかじめインストールされていますが、正直今の多様なネットの環境からすると少々心もとないです。
そこで新たにプラグインを追加します。いくつか試した結果自分がインストールしているプラグインは現在以下の三つです。
自分はデフォルトのtotem-mozillaはアンインストールしました。

flashplugin-nonfree
mozplugger
mozilla-mplayer

flashplugin-nonfreeだけはインストールが少々面倒ですが(インターネット ブラウザ編 プラグイン(Flash)を参照)他の二つは初期のリポジトリでインストール可能です。
自分はmozplugger、mozilla-mplayerの順序でインストールしました。この二つのプラグインは動画再生において重複しているものが多いのですが、ネットで調べたところインストールする順序によってその受け持ちが多少変わるようです。自分の場合ではmozilla-mplayerが優先されています。
尚、mozpluggerは動画や音声だけではなく、その他様々な形式のファイルに対応していますので、既に他のプラグインをインストールされている方は注意が必要です。それまでのプラグインよりもmozpluggerが優先されてしまう可能性があります。特にPDFでAdobeのプラグインを使用している方は要注意です。
以下のコマンドで設定ファイルが変更できます。

$ gksu gedit /etc/mozpluggerrc

mozpluggerで開きたくないファイルの設定に#を付けてコメントアウトすると良いでしょう。

mozilla-mplayerの場合は再生ウインドウ内で右クリック>設定を選択します。
Iceweasel自体は、編集>設定>ファイルタイプ>管理でファイルの読み込み時の動作設定を行うことが出来ます。
動画と音声に関してはこれで大体は対応できると思います。ただMIDIの再生にはまだ幾つかインストールしなければなりませんが、それはまた改めて書くことにします。

2009年1月30日金曜日

インターネット ブラウザ編 プラグイン(Flash)

現状では好む好まざるにかかわらず、様々なサイトを巡る上でFlashプラグインは必修といえます。
MacやWindowsでは通常Flashを使用しているサイトなどにある「今すぐインストール」等のリンクにしたがっていけば良いのですが、Debianの場合それでは上手くいきません。自分もどうしたものかとネットで情報を集めたところ「パッケージマネージャ」からインストールすればいいことが分かりました。Debianの場合「パッケージマネージャ」によってソフトウェア(パッケージ)のインストール、アンインストールが管理されています。プラグインもまたしかりです。
「パッケージマネージャ」はGUIの「Synapticパッケージマネージャ」とコマンドラインのものがありますが、自分はGUIな人なので「Synapticパッケージマネージャ」を使用します。パッケージのインストールの流れとしては大まかには以下の通りです。
まずはインストールしたいパッケージの「リポジトリ」を追加します。「リポジトリ」というのはようはパッケージがあるサーバーのことです。
「リポジトリ」は通常「deb http://ftp.de.debian.org/debian etch main 」のような形式で書かれていますので、メニューの設定>リポジトリ>追加>カスタムにコピペすればいいです。
この方法で上手くいかないときにはGNOME端末から直接設定ファイルを編集することもできます。(自分のためにも忘れないようにコマンドを書いておきます)

リポジトリリスト編集
$ gksu gedit /etc/apt/sources.list

上のコマンドを打ち込み開いたファイルへと「リポジトリ」を書き込みます。
あとはインストールしたいパッケージを検索、パッケージ>インストール指定(もしくは右クリックから指定)「適用」を押せばインストールできます。
大抵は初期に設定されいる「リポジトリ」で事足りるので追加する必要はないのですが、Flashプラグインに関しては少々事情が違います。
Debianはその社会契約からフリーではないソフトウェアに関しては初期に設定されいる「リポジトリ」ではインストール出来ません。
Flashプラグインはフリーではないソフトウェア(non-free)に該当するわけです。
そこで新たに以下の「リポジトリ」を追加します。

deb http://www.jp.backports.org/ etch-backports main contrib non-free
deb-src http://www.jp.backports.org/ etch-backports main contrib non-free

「再読込」を押してパッケージリストを更新しますが「認証が出来ません」と警告が出ますので追加した「リポジトリ」を使用するための鍵をインストールします。
「debian-backports-keyring」を検索、インストール、終了したらもう一度「再読込」を押します。
続いて「flashplugin-nonfree」を検索、インストールすればFlashプラグインのインストールは終了です。
Flash使用のサイトは閲覧出来るようになったでしょうか?
ちなみにIceweaselではURLの欄に「about:plugins」と打ち込むとインストールされているプラグインの一覧が表示されます。