2009年2月8日日曜日

インターネット メール編

メールソフトというのはその用途からも人によって嗜好が分けれるところも筆記用具を思わせます。万年筆とボールペン、どちらも文字は書けますがその書き味や機能は異なります。そしてそれを使う人も万年筆を好む人、ボールペンを好む人、書ければ何でも構わない人とまたそれぞれです。
Debian4.0(etch)にはEvolutionというメーラーとPIMを併せ持ったようなソフトがインストールされています。しかし、自分とはどうも相性が悪いようでした。PIMの機能は気に入ったのですが、どうもメールの方がしっくりきません。そこでIcedove(Thunderbirdの名称変更版)をインストールしてみました。
Icedoveはアドオンによってカスタマイズが可能な多機能メーラーで使用している方も多いかと思います。自分もしばらく使用していましたが、もう少しシンプルで軽いものが好みなので探していたところ辿り着いたのがSylpheedでした。
Sylpheed、これは自分にはしっくりきました。メールの作成等の操作感もそうですが設定も上手くまとめられていて分かりやすいです。メールソフトは概して設定項目が多いので設定のしやすさは重要かと思います。
あとこれは人によって重要度が違ってくると思いますが、SylpheedはHTML形式のメールは作成できません。ただし、受信したHTML形式のメールはテキスト形式での簡易表示と指定したブラウザでの表示が可能です。
自分としてはHTML形式のメールは作成しないので不都合はないです。ただ要望を上げるとすれば細かいところですが、アドレス帳がメニューからしか呼び出せないので、ツールバーにボタンが設置されると良いです。
他には新着メール受信時に音を鳴らしたい時は新着メール受信時に任意のコマンドを実行できるのでこの機能を利用します。
実はこの音を鳴らすのに自分はかなり苦労しました。というのもネットで検索しても情報が見付からず試行錯誤の結果以下の方法をとりました。もっと良い方法を御存じの方がいましたら是非教えてくださいm(__)m

設定>全般の設定>受信>新着メッセージが到着したらコマンドを実行するにチェックを入れ、コマンドに

/usr/bin/aplay -q 音声ファイルをフルpathで指定

と書き込みます。
自分もよく分かってないのですが、一応解説しますと、alsa-utilsというサウンド系のパッケージ(おそらくデフォルトでインストールされていると思います)にaplayというコマンドラインのプレイヤーが入っているので、それを使って音声ファイルを再生させています。
「-q」は「quiet モード」のオプションでGNOME端末等で実行した場合このオプションを付けるとファイル情報を表示せずに再生します。Sylpheedに設定した場合付けても付けなくても動作は変わらないようですが、気分的に付けました(笑)
音声ファイルはaplayが再生出来る形式ならばなんでも構わないと思いますが、自分はWAV形式のファイルを指定しました。
正直この方法で良いのかよく分かりませんが、新着メール受信時にはちゃんと指定した音声ファイルが再生されているのでとりあえずよしとします。

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