2009年3月1日日曜日

サウンド 「Grip」「SoundConverter」

前回に続きサウンド関係のソフトを紹介したいと思います。一つは「Grip」というCD取り込み&エンコードソフトです。
「Grip」は「Rhythmbox」の様な多彩な再生機能はありませんが、トラックの一部をセクタ単位で指定して取り込める等、取り込みやエンコードに関して細かく設定することが出来ます。
更にパッケージの追加により様々なフォーマットでのエンコードにも対応しています。
いくつかのエンコーダがあらかじめ設定されていますが、設定を有効にするにはエンコーダのパッケージをインストールした後に 設定>エンコーダ>エンコーダ 実行形式 にフルパスで指定します。
例えば「Lame」(mp3エンコーダ)の場合 /user/bin/lame となります。ファイルの書式などについては「Grip」のヘルプに詳しい記載があります。

もう一つ「SoundConverter」というソフトを紹介したいと思います。これはその名の通り音声ファイル変換ソフトです。
GNOMEはwav形式のファイルをシステムサウンドとして指定して色々な操作に効果音を付けることが出来ますが、ネット上等で配布されている音声ファイルは必ずしもwav形式とは限りません。
そんな時に「SoundConverter」を利用すれば複雑な操作無しに手軽に音声ファイルをwav形式へと変換できます。もちろんwav形式だけでは無く他の形式にも変換できます。
デフォルトでは「Ogg Vorbis」「FLAC」「WAV」に対応しています。日本語化はされてませんが、操作や設定は分かり易いです。

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