2009年3月5日木曜日

動画再生

動画再生というのはその形式の多さからも結構厄介で、再生ソフトもこれ一本あれば全てOKという具合には中々いかないものです。
自分もいくつか試しましたが、現在インストールしているのは「動画プレイヤー」(totem-xine)「Mplayer」「VLC」の三つです。

「動画プレイヤー」(totem-xine)
Debian4.0(etch)に標準プレイヤーとしてインストールされています。割りと多くの動画を再生可能ですが、他の二つと比べると対応している動画は少なめです。
操作、設定は共にシンプルで分かりやすく、動作も軽いです。

「Mplayer」
デフォルトで多くの動画を再生することが出来ます。コーデックは/usr/lib/codecsにインストールされています。
操作系は分かりやすく、多機能な割りにそれほど重くありません。右クリックからほとんどの操作が出来ますが、スキンも変更が出来るので自分の好みの外観にすることも出来ます。
ただ設定は少々難しいです。設定が合ってないと全く動画が再生されないこともあります。自分の場合も初期設定の状態では映像が表示されませんでした。
同様の症状の方も多いようなので、参考までに現在の自分の設定を載せておきます。

Audio esd EsounD audio output
Video xv X11/xv (自分の場合これ以外では映像が表示されませんでした)
Subtitles & OSD (デフォルト)
Font (デフォルト)
Codecs & demuxer>Video codec family: Null video decoder
Codecs & demuxer>Audio codec family: native GSM/MSGSM audio decoder
Misc (デフォルト)

「VLC」
ノンインタレース再生に優れています。ノンインタレースのパターンをいくつかから選ぶことが出来ます。
操作系はシンプルで分かりやすいですが、設定は複雑です。正直、自分も分からないところが多々あります(‾ヘ‾;)ウーン
スキンも変更可能ですが、変更すると自分の環境では非常に重くなってしまうのでデフォルトに戻しました(^_^;
ノンインターレースの設定とスキンの変更は以下の通りです。

デフォルトでノンインターレースを有効にする
設定>設定>ビデオ>フィルター Deinterlacing video filter にチェックを入れる。
設定>設定>ビデオ>フィルター>ノンインタレース化
表示 ノンインタレース化モード で任意の方式を選ぶ。(自分のお薦めは「ブレンド」または「X」です)

スキン変更
ダウンロードしたファイルを解凍して /usr/share/vlc/skins2 もしくは任意の場所に置きます。
設定>インターフェースを切り替え Skins 2 を選択。変更になったスキンのウインドウ枠を右クリック。
/usr/share/vlc/skins2 にスキンデータを置いた場合は、スキン選択>から任意のスキンを選択します。
任意の場所に置いた場合は、スキン選択>スキンを開く でスキンデータを指定します。
これで目的のスキンに変更されたと思いますが、このままだと「VLC」を再起動すると元に戻ってしまうので今設定したスキンをデフォルトに設定します。
ウインドウ枠を右クリック>その他>設定>インタフェース>Main interfaces インタフェースモジュール スキン化インターフェース を選択、保存を押します。

※インストールされてないインタフェースモジュールを選択すると「VLC」を起動してもウインドウが表示されないことがあります。そのような時はhomeフォルダ下の不可視ファイル.vlc/vlcrcファイルを削除すればデフォルト状態で起動できます。ただし、設定もデフォルトへと戻ってしまいます。

メニューや設定等ほとんどが日本語化されていますが、表記が統一されていなかったりと割りとアバウトです。上記も実際のメニューに習って表記しましたがインターフェースとインタフェースが混在しています。
意味は通じるので実用上問題ないのですが「すとリー民具」とかちょっと面白いです(^ ^)

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