Chromeでリンク先を新しいタブで開いてもアクティブなのは元のタブのままとなります。
これはChrome特有というわけではなく大抵のタブブラウザはデフォルトでそのように設定されていると思います。
但し、他のブラウザの場合は設定を変更することで新しいタブをアクティブ出来る場合が多いのですが、Chromeの場合は設定項目がありません。
しかしながらこれは拡張機能を追加することによって補うことが可能です。
自分も「Tabs to the front!」という拡張機能を使用していたのですが、それが機能しなくなってしまいました。
Chromeのアップデート後に起こった症状なのでセキュリティ関連などによる仕様変更だと思われます。(この記事の時点でのバージョンは31.0.1650.57となっています)
「Tabs to the front!」以外にも「Chromium Wheel Smooth Scroller」や「YouTube HD and Resize」など使用しているいくつかが機能しなくなりました。
対応としては拡張機能がアップデートされるのを待つか、同じような拡張機能を探すかになるわけですが、自分は新しいタブがアクティブになる動作にかなり慣れていたのでまずは「Tabs to the front!」の代替えを探すことにしました。
その他のものはあれば便利ですが自分の中では必修というほどではないので追々対応を考えようと思います。
検索した結果「Tab Activate」という拡張機能を見つけました。
「Tabs to the front!」と同様インストールするだけで特別な設定などは必要ありません。
現在「Tab Activate」は問題なく機能していますが、今回のように突然機能しなくなる事態も起こりうる可能性があるので、拡張機能を使用せずにキーコンビネーションで新しいタブをアクティブにする方法をメモして置きます。
新しいタブをアクティブ
Shift+左右ボタン同時押し、もしくはShift+中央ボタン、Shift+Ctrl+左ボタン
新しいウインドウをアクティブ
Shift+左ボタン
2013年9月1日日曜日
ビデオカードの交換
PC購入時に装着されていたWinFast PX9500 GT 512MB (GDDR2 ファンモデル)が壊れてしまいました。
自分の部屋にはエアコンが無いので4年という使用期間と今年の異常とも言える暑さにやられたようです。
少し前からノイズが出たりと兆候は見えていたのですが、最終的には画面がカラフルなマトリックス状態になってしまいました><;
自分が使用しているIntelliStation M Pro 9229は内蔵ビデオが無いのでビデオカードが無いと画面が表示出来ません。
そんな訳で取り急ぎビデオカードを買いに友人と久しぶりにリアル店舗を回ってきました。
GeForce9500GTの置き換えという事で候補は200番台かGT600シリーズだったのですが、中々置いて無いないものですね。
売れ線のGTXのミドルクラスはあるのですが、最近は内蔵ビデオの性能が上がったこともありローエンドカードの需要も少ないのでしょう。
事実Intel HD Graphics 4000辺りですとローエンドカードより性能が上ですし^^;
結局3店舗回ってようやく見つけたGeForce GT610搭載カードを購入しました。
ZOTAC GT610 SyNERGY Edition 1GB DDR3という製品です(メーカー型番 ZTGT610-1GD3R001/ZT-60602-10L)価格はショップの相性保証+500円を付けて4980円でした。
GT610は性能的には9500GTと大差ありませんが、消費電力が29Wと9500GTに対して60%程度と省電力です。
動作温度は室温30度の環境でネットブラウジングやテキスト打ち等の軽い作業では50度〜55度、HD動画再生時で60度くらいでしょうか。
9500GTと比較すると60度くらいまで上がるのが早いですが、下がるのも早いです。電力管理をこまめにやっているような感じです、ファンの音も大分静かです。
ちなみにドライバーはnvidia-glxでそのままOKでした。xorg.confはBoardNameのみ"GeForce GT 610"に書き換えました。
Section "Device"
Identifier "Device0"
Driver "nvidia"
VendorName "NVIDIA Corporation"
BoardName "GeForce GT 610"
Option "NoLogo" "true"
EndSection
Section "Screen"
# Removed Option "metamodes" "1920x1080 +0+0; nvidia-auto-select +0+0"
# Removed Option "metamodes" "1920x1080 +0+0; 1920x1080_60 +0+0; nvidia-auto-select +0+0"
Identifier "Screen0"
Device "Device0"
Monitor "Monitor0"
DefaultDepth 24
Option "TwinView" "0"
Option "Stereo" "0"
Option "nvidiaXineramaInfoOrder" "DFP-0"
Option "metamodes" "1920x1080_60 +0+0; 1920x1080 +0+0; nvidia-auto-select +0+0"
SubSection "Display"
Depth 24
EndSubSection
EndSection
自分の部屋にはエアコンが無いので4年という使用期間と今年の異常とも言える暑さにやられたようです。
少し前からノイズが出たりと兆候は見えていたのですが、最終的には画面がカラフルなマトリックス状態になってしまいました><;
自分が使用しているIntelliStation M Pro 9229は内蔵ビデオが無いのでビデオカードが無いと画面が表示出来ません。
そんな訳で取り急ぎビデオカードを買いに友人と久しぶりにリアル店舗を回ってきました。
GeForce9500GTの置き換えという事で候補は200番台かGT600シリーズだったのですが、中々置いて無いないものですね。
売れ線のGTXのミドルクラスはあるのですが、最近は内蔵ビデオの性能が上がったこともありローエンドカードの需要も少ないのでしょう。
事実Intel HD Graphics 4000辺りですとローエンドカードより性能が上ですし^^;
結局3店舗回ってようやく見つけたGeForce GT610搭載カードを購入しました。
ZOTAC GT610 SyNERGY Edition 1GB DDR3という製品です(メーカー型番 ZTGT610-1GD3R001/ZT-60602-10L)価格はショップの相性保証+500円を付けて4980円でした。
GT610は性能的には9500GTと大差ありませんが、消費電力が29Wと9500GTに対して60%程度と省電力です。
動作温度は室温30度の環境でネットブラウジングやテキスト打ち等の軽い作業では50度〜55度、HD動画再生時で60度くらいでしょうか。
9500GTと比較すると60度くらいまで上がるのが早いですが、下がるのも早いです。電力管理をこまめにやっているような感じです、ファンの音も大分静かです。
ちなみにドライバーはnvidia-glxでそのままOKでした。xorg.confはBoardNameのみ"GeForce GT 610"に書き換えました。
Section "Device"
Identifier "Device0"
Driver "nvidia"
VendorName "NVIDIA Corporation"
BoardName "GeForce GT 610"
Option "NoLogo" "true"
EndSection
Section "Screen"
# Removed Option "metamodes" "1920x1080 +0+0; nvidia-auto-select +0+0"
# Removed Option "metamodes" "1920x1080 +0+0; 1920x1080_60 +0+0; nvidia-auto-select +0+0"
Identifier "Screen0"
Device "Device0"
Monitor "Monitor0"
DefaultDepth 24
Option "TwinView" "0"
Option "Stereo" "0"
Option "nvidiaXineramaInfoOrder" "DFP-0"
Option "metamodes" "1920x1080_60 +0+0; 1920x1080 +0+0; nvidia-auto-select +0+0"
SubSection "Display"
Depth 24
EndSubSection
EndSection

2013年7月27日土曜日
ファイルアクセス履歴の削除
GNOMEでは「最近開いたファイル」というファイルアクセス履歴を記憶していて直近に開いたファイルへのアクセスを容易にしてくれる機能があります。
この機能は定期的に更新するファイルがあったりする場合は便利なのですが、長い間使用していると履歴がたくさん溜まってしまい該当のファイルを見つけづらくなったりもします。
ファイルアクセス履歴は ~/.local/share/recently-used.xbel に記述されているのでこのファイルの内容を消去してあげれば「最近開いたファイル」もクリアされます。
手動で削除しても構わないのですが、面倒なので例のごとく簡単なシェルスクリプトを書いてみました。
gedit等のテキストエディタで以下の様に記述します。
#!/bin/sh
sed -i -e '6,$d' ~/.local/share/recently-used.xbel
名前(file_access_history_del.sh)をつけて保存し、ファイルに実効権限を付けます。
$ chmod u+x file_access_history_del.sh
今回はファイルの中身を全て削除するのではなくsedコマンドを使用してヘッダー部分は残し、以下の行は削除するようにしてみました。
sedコマンドというものを初めて使用しましたが、テキストファイルの内容を色々と操作出来るので様々な応用が利きそうです。
出来上がったシェルスクリプトを実行するとgedit等で「最近開いたファイル」がクリアされていると思います。
ちなみに自分は「自動起動するアプリケーションの設定」にシェルスクリプトを追加してログイン毎に履歴を消去するような使い方をしています。
この機能は定期的に更新するファイルがあったりする場合は便利なのですが、長い間使用していると履歴がたくさん溜まってしまい該当のファイルを見つけづらくなったりもします。
ファイルアクセス履歴は ~/.local/share/recently-used.xbel に記述されているのでこのファイルの内容を消去してあげれば「最近開いたファイル」もクリアされます。
手動で削除しても構わないのですが、面倒なので例のごとく簡単なシェルスクリプトを書いてみました。
gedit等のテキストエディタで以下の様に記述します。
#!/bin/sh
sed -i -e '6,$d' ~/.local/share/recently-used.xbel
名前(file_access_history_del.sh)をつけて保存し、ファイルに実効権限を付けます。
$ chmod u+x file_access_history_del.sh
今回はファイルの中身を全て削除するのではなくsedコマンドを使用してヘッダー部分は残し、以下の行は削除するようにしてみました。
sedコマンドというものを初めて使用しましたが、テキストファイルの内容を色々と操作出来るので様々な応用が利きそうです。
出来上がったシェルスクリプトを実行するとgedit等で「最近開いたファイル」がクリアされていると思います。
ちなみに自分は「自動起動するアプリケーションの設定」にシェルスクリプトを追加してログイン毎に履歴を消去するような使い方をしています。
2013年7月14日日曜日
Chrome拡張機能 「YouTube HD and Resize」
YouTubeで動画を再生すると通常は解像度が360となりますが、最近は高画質の動画も増えたので解像度を変更して視聴することも多いかと思います。
YouTubeは歯車のアイコンから解像度を変更出来ますが、いくつもの動画を続けて視聴する場合はその都度切替を行わなくてはなりません。
これは些か煩わしい作業であるので何か良い方法はないかと探していたところ「YouTube HD and Resize」という拡張機能を見つけました。
この拡張機能を使用するとYouTubeにアクセスした時の再生解像度を自由に設定できます。例えば1080p HDに設定しておけば毎回1080pで動画が再生されます。但し設定した解像度が動画に存在しない場合は一つ下の解像度もしくは従来の360等で再生されます。
設定はシンプルで「YouTube HD and Resize」拡張機能をインストールするとアドレスバーの横に歯車にHDと書かれたアイコンが表示され、クリックで設定項目が表示されます。
Quality 動画再生時のデフォルト解像度を設定します。
Resizing プレイヤーサイズの設定です。
Left Sidebar 左側バーの有効、無効を設定出来ます。
Annotations 注釈の表示、非表示を設定します。
設定後「Save Settings」を押し、表示される「Settings Saved」を押せば設定完了となります。
YouTubeは歯車のアイコンから解像度を変更出来ますが、いくつもの動画を続けて視聴する場合はその都度切替を行わなくてはなりません。
これは些か煩わしい作業であるので何か良い方法はないかと探していたところ「YouTube HD and Resize」という拡張機能を見つけました。
この拡張機能を使用するとYouTubeにアクセスした時の再生解像度を自由に設定できます。例えば1080p HDに設定しておけば毎回1080pで動画が再生されます。但し設定した解像度が動画に存在しない場合は一つ下の解像度もしくは従来の360等で再生されます。
設定はシンプルで「YouTube HD and Resize」拡張機能をインストールするとアドレスバーの横に歯車にHDと書かれたアイコンが表示され、クリックで設定項目が表示されます。
Quality 動画再生時のデフォルト解像度を設定します。
Resizing プレイヤーサイズの設定です。
Left Sidebar 左側バーの有効、無効を設定出来ます。
Annotations 注釈の表示、非表示を設定します。
設定後「Save Settings」を押し、表示される「Settings Saved」を押せば設定完了となります。
2013年7月7日日曜日
Sylpheedでの受信メールの通知
自分はDebian導入直後よりSylpheedというメールソフトを使用しています。軽量で使いやすく、製作者の方には大変感謝しております。
普段5分間隔でメールをチェックするように設定していますが、Sylpheedにはトレイアイコンが赤くマークされてメールの受信を知らせてくれる機能があります。
この機能はGNOME3.4でも有効なのですが、トレイアイコンが表示される場所が下側のバーに移動しました。単に表示位置が移動しただけなら良かったのですが、このバーはOverlay Modeもしくは右下角にカーソル持っていかないと表示されないので着信メールにしばらく気づかないといった事がありました。
そこでxmessageコマンドを使用してメール着信時にメッセージウィンドウを表示するようにしてみました。
設定>全般の設定>受信>新着メッセージが到着したらコマンドを実行するにチェック、コマンド欄に以下のように書き込みます。
/usr/bin/xmessage -buttons OK -geometry +1920+0 "You've Got Mail."
オプションの説明
-buttons OK 確認ボタンの中にOKという文字を表示します。
-geometry +1920+0 ウィンドウの表示位置(+横軸+縦軸)を指定します。左の設定ですと右上角です。
"You've Got Mail." ウィンドウ内に表示するメッセージです。

更に自分は簡単なシェルスクリプトを書いてメッセージウィンドウの表示と着信音を鳴らすようにしています。
gedit等のテキストエディタで以下の様に記述します。
#!/bin/sh
aplay -q Sound_effect.wav
xmessage -buttons OK -geometry +1920+0 "You've Got Mail."
※Sound_effect.wavの部分はお好きなサウンドファイルを指定してください。
名前をつけて保存します。今回はIncoming_mail.shとしました。
ファイルに実効権限を付けます。
$ chmod u+x Incoming_mail.sh
設定>全般の設定>受信>新着メッセージが到着したらコマンドを実行するにチェックを入れてコマンド欄に作成したシェルスクリプトの場所を書き込みます。
以上でメールを受信すると着信音が再生された後メッセージウィンドウが表示されるようになります。
署名(シグネチャ)の設定
いつも署名の設定の仕方を忘れてしまうのでメモしておきます^^;
ファイル名 .signature のテキストファイルをホームディレクトリに作成。
テキストファイルの内容が署名として読み込まれます。
普段5分間隔でメールをチェックするように設定していますが、Sylpheedにはトレイアイコンが赤くマークされてメールの受信を知らせてくれる機能があります。
この機能はGNOME3.4でも有効なのですが、トレイアイコンが表示される場所が下側のバーに移動しました。単に表示位置が移動しただけなら良かったのですが、このバーはOverlay Modeもしくは右下角にカーソル持っていかないと表示されないので着信メールにしばらく気づかないといった事がありました。
そこでxmessageコマンドを使用してメール着信時にメッセージウィンドウを表示するようにしてみました。
設定>全般の設定>受信>新着メッセージが到着したらコマンドを実行するにチェック、コマンド欄に以下のように書き込みます。
/usr/bin/xmessage -buttons OK -geometry +1920+0 "You've Got Mail."
オプションの説明
-buttons OK 確認ボタンの中にOKという文字を表示します。
-geometry +1920+0 ウィンドウの表示位置(+横軸+縦軸)を指定します。左の設定ですと右上角です。
"You've Got Mail." ウィンドウ内に表示するメッセージです。

更に自分は簡単なシェルスクリプトを書いてメッセージウィンドウの表示と着信音を鳴らすようにしています。
gedit等のテキストエディタで以下の様に記述します。
#!/bin/sh
aplay -q Sound_effect.wav
xmessage -buttons OK -geometry +1920+0 "You've Got Mail."
※Sound_effect.wavの部分はお好きなサウンドファイルを指定してください。
名前をつけて保存します。今回はIncoming_mail.shとしました。
ファイルに実効権限を付けます。
$ chmod u+x Incoming_mail.sh
設定>全般の設定>受信>新着メッセージが到着したらコマンドを実行するにチェックを入れてコマンド欄に作成したシェルスクリプトの場所を書き込みます。
以上でメールを受信すると着信音が再生された後メッセージウィンドウが表示されるようになります。
署名(シグネチャ)の設定
いつも署名の設定の仕方を忘れてしまうのでメモしておきます^^;
ファイル名 .signature のテキストファイルをホームディレクトリに作成。
テキストファイルの内容が署名として読み込まれます。
登録:
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