ラベル 設定 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 設定 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2013年7月7日日曜日

Sylpheedでの受信メールの通知

自分はDebian導入直後よりSylpheedというメールソフトを使用しています。軽量で使いやすく、製作者の方には大変感謝しております。
普段5分間隔でメールをチェックするように設定していますが、Sylpheedにはトレイアイコンが赤くマークされてメールの受信を知らせてくれる機能があります。
この機能はGNOME3.4でも有効なのですが、トレイアイコンが表示される場所が下側のバーに移動しました。単に表示位置が移動しただけなら良かったのですが、このバーはOverlay Modeもしくは右下角にカーソル持っていかないと表示されないので着信メールにしばらく気づかないといった事がありました。
そこでxmessageコマンドを使用してメール着信時にメッセージウィンドウを表示するようにしてみました。

設定>全般の設定>受信>新着メッセージが到着したらコマンドを実行するにチェック、コマンド欄に以下のように書き込みます。

/usr/bin/xmessage -buttons OK -geometry +1920+0 "You've Got Mail."

オプションの説明
-buttons OK 確認ボタンの中にOKという文字を表示します。
-geometry +1920+0 ウィンドウの表示位置(+横軸+縦軸)を指定します。左の設定ですと右上角です。
"You've Got Mail." ウィンドウ内に表示するメッセージです。



更に自分は簡単なシェルスクリプトを書いてメッセージウィンドウの表示と着信音を鳴らすようにしています。

gedit等のテキストエディタで以下の様に記述します。

#!/bin/sh
aplay -q Sound_effect.wav 
xmessage -buttons OK -geometry +1920+0 "You've Got Mail."

※Sound_effect.wavの部分はお好きなサウンドファイルを指定してください。

名前をつけて保存します。今回はIncoming_mail.shとしました。
ファイルに実効権限を付けます。
$ chmod u+x Incoming_mail.sh

設定>全般の設定>受信>新着メッセージが到着したらコマンドを実行するにチェックを入れてコマンド欄に作成したシェルスクリプトの場所を書き込みます。
以上でメールを受信すると着信音が再生された後メッセージウィンドウが表示されるようになります。


署名(シグネチャ)の設定
いつも署名の設定の仕方を忘れてしまうのでメモしておきます^^;

ファイル名 .signature のテキストファイルをホームディレクトリに作成。
テキストファイルの内容が署名として読み込まれます。

2013年6月29日土曜日

Debian GNU/Linux 7.0(Wheezy) GNOME3.4あれこれ

GNOME Shell 拡張機能の設定
システムツール>高度な設定>GNOME Shell 拡張機能

Alternative Status Menu 拡張機能
ON:右上のユーザー名のメニューに電源オフ…を追加

User Themes 拡張機能
ON:GNOME Shell Themeを使用可能にする

Alternate Tab 拡張機能
ON:Alt+Tabでウインドウの切替
OFF:Alt+Tabでアプリケーションの切替

Auto Move Windows 拡張機能
ON:アプリケーションが使用するワークスペースを予め設定できる
※但し別途設定が必要

Workspace-Indicator 拡張機能
ON:右上にワークスペースの切替メニューを追加

Doc 拡張機能
ON:右側にDocを追加

Places Status Indicator 拡張機能
ON:右上に場所移動のメニューを追加

Native Window-Placement 拡張機能
ON:Overlay Modeでウインドウを整理しない
OFF:Overlay Modeでウインドウを整理する

SystemMonitor 拡張機能
ON:Overlay Modeで左下にシステムモニターを表示

Gajim IM integration 拡張機能
ON:Gajim IMの通知をトレイに表示

Removable Drive Menu 拡張機能
ON:右上にリムーバルドライブメニューを追加

windowNavigator 拡張機能
ON:Overlay Modeで Alt+数字キー でウインドウの切替が可能

Applications Menu 拡張機能
ON:左上に従来の様なアプリケーションメニューを追加


GNOME Shell 拡張機能のインストール
https://extensions.gnome.org/ にアクセスしてスライドスイッチをONにします。

GNOME Shell 拡張機能のアンインストール
https://extensions.gnome.org/local/ でインストールされている拡張機能の確認及び削除ができます。

ユーザーが追加した拡張機能は ~/.local/share/gnome-shell/extensions/ にインストールされます。


GNOMEゲームで音が出なかったのを解決
~/.pulse を削除、再起動します。


いくつかのフォントでシステムフォントに設定するとLibreofficeのメニューにジャギーが発生する
「ツール」>「オプション」>「LibreOffice」>「表示」>ユーザーインターフェースにシステムフォントを使用 のチェックを外します。


$ gksu geditでのエラー
Gtk-WARNING **: Attempting to set the permissions of `/root/.local/share/recently-used.xbel', but failed: そのようなファイルやディレクトリはありません
ファイルアクセス履歴の保存場所が /root.recently-used.xbelより変更になったため、存在しないディレクトリにログファイルを作成しようとしてエラーが出るようです。
# mkdir -p /root/.local/share/ でディレクトリを作成します。


Mozcでユーザー辞書が一瞬起動して落ちる
バグのためuim-mozcでmozc-utils-gui(/usr/lib/mozc/mozc_tool)が上手く起動しないためのようです。
http://bugs.debian.org/cgi-bin/bugreport.cgi?bug=700307

2013年6月16日日曜日

Debian 7.0 (Wheezy)で3ボタンエミュレーションを有効にする

2ボタンマウスで左右ボタンを同時押しで中央ボタンの代わりとするEmulate3Buttonsという機能があります。
Debian 6(squeeze)では特別何もしなくても有効になっていたのですが、今回はデフォルトで無効になっているようです。
自分はブラウザでリンク先を新しいタブで開く時に使用していたので有効に変更しました。方法は以下の通りです。

アプリケーションのシステムツールからdconf editorを開きます。
org>gnome>settings-daemon>peripherals>mouse>middle-button-enabledにチェックを入れます。

もしくはターミナルで次のコマンドを実行します。
$ gsettings set org.gnome.settings-daemon.peripherals.mouse middle-button-enabled true

自分の環境ではDebian6(squeeze)の時はxorg.confに記述しなくてもEmulate3Buttonsは動作していましたが、一応設定を追加しておきました。

Section "InputDevice"

# generated from default
Identifier "Mouse0"
Driver "evdev"
Option "Protocol" "auto"
Option "Device" "/dev/input/by-id/usb-Primax_Kensington_Eagle_Trackball-event-mouse"
Option "Emulate3Buttons" "true"
EndSection

2011年6月7日火曜日

Debian GNU/Linux 6.0 (squeeze)へのバージョンアップ(設定)

Debian6.0にバージョンアップ後、自分が気づいた設定等の変更点について書き留めておこうと思います。

GRUB(ブートローダ)の設定ファイルが /boot/grub/menu.lst から /boot/grub/grub.cfg に変更されました。

/etc/X11/xorg.conf がデフォルトで作成されなくなりました。これに伴いキーボードの設定が変更になっています。
キーボードの設定を変更するには下記のコマンドもしくは システム>設定>キーボード を選択します。

# dpkg-reconfigure keyboard-configuration

設定は /etc/default/keyboard へと保存されます。

マウスは /etc/X11/xorg.conf で設定可能ですが、xserver-xorg-input-kbd 及び xserver-xorg-input-mouse が xserver-xorg-input-evdev へと変更となったようです。
http://www.debian.org/releases/squeeze/i386/release-notes/ch-information.ja.html#id517658
古い設定を流用するなどしてDriverを"mouse"に設定してる場合は"evdev"へと変更が必要です。Option "Device"も同様に「event」の方を指定します。
以前にトラックボールの設定を行なった時の記事です。参考としてリンクを張っておきます。
http://9change2debian.blogspot.com/2009/11/logicool-marble-mouse-st-45upi.html

システムメニューのアイコンがデフォルトでは非表示の設定となったようです。メニューの横にアイコンを表示させるには アプリケーション>システムツール>設定エディタ
/desktop/gnome/interface/menus_have_icons にチェックを入れます。

この他に以前は システム>設定>サウンド から起動音や効果音の設定が出来たのですが、何故かその設定項目が丸ごと無くなっています。サウンドのテーマ タブから警告音だけは選択できるのですが、その他は設定項目が見つかりません。これは自分の環境だけの問題なのか定かではありませんが、現在のところ解決には至っていません。
とりあえずは起動音だけでもと思い自分は簡単なシェルスクリプトを作成して使用しています。

#!/bin/sh
/usr/bin/aplay -q サウンドファイルを指定

geditで上記のようなシェルスクリプトを書いて startup_sound.sh 等名前をつけて保存します。

作成したファイルに実効権限を付けます。

$ chmod u+x startup_sound.sh

システム>設定>自動起動するアプリ で作成したシェルスクリプトを設定します。