ソフトウェアセンターでの不具合により、ネットワークマネージャ(network-manager-gnome)を再インストールしたところ設定が消えてしまったので再設定を試みましたが、どうにも設定が保存されません。
デフォルトで設定されていた(eth0)も消えてしまっているのですがネット自体には接続出来ています。調べてみたところどうもネットワークマネージャの設定処理が許可になっていないことが原因のようです。
http://wiki.debian.org/NetworkManager のページを参考に以下のような変更をしたところ無事設定が出来るようになりました。
ネットワークマネージャの設定を書き換え可能な状態で開きます。
$ gksu gedit /etc/NetworkManager/NetworkManager.conf
[main]
plugins=ifupdown,keyfile
[ifupdown]
managed=false
managed=falseの部分を以下のように書き換えます。
[ifupdown]
managed=true
ネットワークマネージャを再起動します。
# /etc/init.d/network-manager restart
新たに接続先を設定し、パネルに表示されているネットワークマネージャのアイコンをクリック、任意の接続先を選択すれば簡単に接続先を切り替えることが可能です。
設定に必要なMACアドレス(ハードウェアアドレス)等のネットワークの状態を確認するのにはifconfigコマンドが便利です。
$ /sbin/ifconfig -a
2012年3月4日日曜日
2011年6月7日火曜日
Debian GNU/Linux 6.0 (squeeze)へのバージョンアップ(設定)
Debian6.0にバージョンアップ後、自分が気づいた設定等の変更点について書き留めておこうと思います。
GRUB(ブートローダ)の設定ファイルが /boot/grub/menu.lst から /boot/grub/grub.cfg に変更されました。
/etc/X11/xorg.conf がデフォルトで作成されなくなりました。これに伴いキーボードの設定が変更になっています。
キーボードの設定を変更するには下記のコマンドもしくは システム>設定>キーボード を選択します。
# dpkg-reconfigure keyboard-configuration
設定は /etc/default/keyboard へと保存されます。
マウスは /etc/X11/xorg.conf で設定可能ですが、xserver-xorg-input-kbd 及び xserver-xorg-input-mouse が xserver-xorg-input-evdev へと変更となったようです。
http://www.debian.org/releases/squeeze/i386/release-notes/ch-information.ja.html#id517658
古い設定を流用するなどしてDriverを"mouse"に設定してる場合は"evdev"へと変更が必要です。Option "Device"も同様に「event」の方を指定します。
以前にトラックボールの設定を行なった時の記事です。参考としてリンクを張っておきます。
http://9change2debian.blogspot.com/2009/11/logicool-marble-mouse-st-45upi.html
システムメニューのアイコンがデフォルトでは非表示の設定となったようです。メニューの横にアイコンを表示させるには アプリケーション>システムツール>設定エディタ
/desktop/gnome/interface/menus_have_icons にチェックを入れます。
この他に以前は システム>設定>サウンド から起動音や効果音の設定が出来たのですが、何故かその設定項目が丸ごと無くなっています。サウンドのテーマ タブから警告音だけは選択できるのですが、その他は設定項目が見つかりません。これは自分の環境だけの問題なのか定かではありませんが、現在のところ解決には至っていません。
とりあえずは起動音だけでもと思い自分は簡単なシェルスクリプトを作成して使用しています。
#!/bin/sh
/usr/bin/aplay -q サウンドファイルを指定
geditで上記のようなシェルスクリプトを書いて startup_sound.sh 等名前をつけて保存します。
作成したファイルに実効権限を付けます。
$ chmod u+x startup_sound.sh
システム>設定>自動起動するアプリ で作成したシェルスクリプトを設定します。
GRUB(ブートローダ)の設定ファイルが /boot/grub/menu.lst から /boot/grub/grub.cfg に変更されました。
/etc/X11/xorg.conf がデフォルトで作成されなくなりました。これに伴いキーボードの設定が変更になっています。
キーボードの設定を変更するには下記のコマンドもしくは システム>設定>キーボード を選択します。
# dpkg-reconfigure keyboard-configuration
設定は /etc/default/keyboard へと保存されます。
マウスは /etc/X11/xorg.conf で設定可能ですが、xserver-xorg-input-kbd 及び xserver-xorg-input-mouse が xserver-xorg-input-evdev へと変更となったようです。
http://www.debian.org/releases/squeeze/i386/release-notes/ch-information.ja.html#id517658
古い設定を流用するなどしてDriverを"mouse"に設定してる場合は"evdev"へと変更が必要です。Option "Device"も同様に「event」の方を指定します。
以前にトラックボールの設定を行なった時の記事です。参考としてリンクを張っておきます。
http://9change2debian.blogspot.com/2009/11/logicool-marble-mouse-st-45upi.html
システムメニューのアイコンがデフォルトでは非表示の設定となったようです。メニューの横にアイコンを表示させるには アプリケーション>システムツール>設定エディタ
/desktop/gnome/interface/menus_have_icons にチェックを入れます。
この他に以前は システム>設定>サウンド から起動音や効果音の設定が出来たのですが、何故かその設定項目が丸ごと無くなっています。サウンドのテーマ タブから警告音だけは選択できるのですが、その他は設定項目が見つかりません。これは自分の環境だけの問題なのか定かではありませんが、現在のところ解決には至っていません。
とりあえずは起動音だけでもと思い自分は簡単なシェルスクリプトを作成して使用しています。
#!/bin/sh
/usr/bin/aplay -q サウンドファイルを指定
geditで上記のようなシェルスクリプトを書いて startup_sound.sh 等名前をつけて保存します。
作成したファイルに実効権限を付けます。
$ chmod u+x startup_sound.sh
システム>設定>自動起動するアプリ で作成したシェルスクリプトを設定します。
2011年5月31日火曜日
Debian GNU/Linux 6.0 (squeeze)へのバージョンアップ
Debianを6.0(squeeze)へバージョンアップしました。Debianは他のOSと違い普段のアップデートとさほど変わらない作業でメジャーアップデート可能ですが、自分は現在の環境を残して別パーティションに新しいバージョンを新規インストールする方法をとります。
この方法をとるメリットは現在使用中のアプリケーションが新しいバージョンでは使えなかったり、ハードウェア的な要因でのトラブル(例えば音が出ない)等の症状が出た場合でもバージョンアップ前の環境を使用出来るところにあります。とりあえずは今までの環境を使用して「トラブル解決は後でじっくりとやる」ということが出来るというわけです。
逆にデメリットとしては標準以外のアプリケーションをインストールしなおさなければならないことや設定等も全てやり直さなければなりません。
squeezeインストール前のパーティションは以下のような構成です。
sda1 Debian5.0.2 i386
sda2 Debian5.0.2 AMD64
sda3 データ保存用
sda4
sda5 スワップ
sda6 スワップ
DebianのHPよりダウンロードしたisoファイル(debian-6.0.1a-amd64-netinst.iso)より作成したインストールCD-RからPCを立ち上げ、sda1を初期化及びルートに設定、sda5をスワップに設定しました。
言語や時間等いくつかの質問に答えてインストールは完了。CD-Rを取り出して再起動すると無事Debian GNU/Linux 6.0 (squeeze)が起動しました。
現在のパーティション構成です。
sda1 Debian6.0.1 AMD64
sda2 Debian5.0.2 AMD64
sda3 データ保存用
sda4
sda5 スワップ
sda6 スワップ
バージョンアップした第一印象としては起動時間がいくらか短縮された気がします。各アプリケーションもバージョンアップされて、ファイルブラウザ等は直接ディスクをマウント出来るようになったりと細かなところでも使い勝手が良くなっていると思います。
自分が常用している標準以外のアプリケーション、Google ChromeとSkypeもインストール及び使用に問題はありませんでした。NVIDIAのドライバもバージョンアップされたようで、自分の環境(GeForce9500GT)ではFlash動画の再生がかなり改善されました。
バージョンアップ後一ヶ月ほど経ちますが、今のところ大きな不具合も無く安定しています。ただ一部の設定の扱い等に変更があるためいくつかの修正が必要でした。
未だ解決していない問題もありますが、その辺りも含めた設定に関することを次回は書きたいと思います。
この方法をとるメリットは現在使用中のアプリケーションが新しいバージョンでは使えなかったり、ハードウェア的な要因でのトラブル(例えば音が出ない)等の症状が出た場合でもバージョンアップ前の環境を使用出来るところにあります。とりあえずは今までの環境を使用して「トラブル解決は後でじっくりとやる」ということが出来るというわけです。
逆にデメリットとしては標準以外のアプリケーションをインストールしなおさなければならないことや設定等も全てやり直さなければなりません。
squeezeインストール前のパーティションは以下のような構成です。
sda1 Debian5.0.2 i386
sda2 Debian5.0.2 AMD64
sda3 データ保存用
sda4
sda5 スワップ
sda6 スワップ
DebianのHPよりダウンロードしたisoファイル(debian-6.0.1a-amd64-netinst.iso)より作成したインストールCD-RからPCを立ち上げ、sda1を初期化及びルートに設定、sda5をスワップに設定しました。
言語や時間等いくつかの質問に答えてインストールは完了。CD-Rを取り出して再起動すると無事Debian GNU/Linux 6.0 (squeeze)が起動しました。
現在のパーティション構成です。
sda1 Debian6.0.1 AMD64
sda2 Debian5.0.2 AMD64
sda3 データ保存用
sda4
sda5 スワップ
sda6 スワップ
バージョンアップした第一印象としては起動時間がいくらか短縮された気がします。各アプリケーションもバージョンアップされて、ファイルブラウザ等は直接ディスクをマウント出来るようになったりと細かなところでも使い勝手が良くなっていると思います。
自分が常用している標準以外のアプリケーション、Google ChromeとSkypeもインストール及び使用に問題はありませんでした。NVIDIAのドライバもバージョンアップされたようで、自分の環境(GeForce9500GT)ではFlash動画の再生がかなり改善されました。
バージョンアップ後一ヶ月ほど経ちますが、今のところ大きな不具合も無く安定しています。ただ一部の設定の扱い等に変更があるためいくつかの修正が必要でした。
未だ解決していない問題もありますが、その辺りも含めた設定に関することを次回は書きたいと思います。
2011年2月8日火曜日
Debian GNU/Linux 6.0 (Squeeze)
Debian 6.0 コードネーム “Squeeze” がリリースされました。
http://www.debian.or.jp/blog/debian600.html
自分はいつもの通り少し様子見です。いざという時のために現在の環境は残しておきたいので、とりあえず別パーティションにインストールしてあるi386版をアップグレードするか、削除して新規に6.0のAMD64版を入れるかを思案中です。
現在の環境を全て残すならば、PCの増設ベイにまだ空きがあるのでHDDを追加して新規インストールという手もあります。どちらにせよ自分のSqueeze導入はもう少し先になりそうです。
http://www.debian.or.jp/blog/debian600.html
自分はいつもの通り少し様子見です。いざという時のために現在の環境は残しておきたいので、とりあえず別パーティションにインストールしてあるi386版をアップグレードするか、削除して新規に6.0のAMD64版を入れるかを思案中です。
現在の環境を全て残すならば、PCの増設ベイにまだ空きがあるのでHDDを追加して新規インストールという手もあります。どちらにせよ自分のSqueeze導入はもう少し先になりそうです。
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