Debian6.0にバージョンアップ後、自分が気づいた設定等の変更点について書き留めておこうと思います。
GRUB(ブートローダ)の設定ファイルが /boot/grub/menu.lst から /boot/grub/grub.cfg に変更されました。
/etc/X11/xorg.conf がデフォルトで作成されなくなりました。これに伴いキーボードの設定が変更になっています。
キーボードの設定を変更するには下記のコマンドもしくは システム>設定>キーボード を選択します。
# dpkg-reconfigure keyboard-configuration
設定は /etc/default/keyboard へと保存されます。
マウスは /etc/X11/xorg.conf で設定可能ですが、xserver-xorg-input-kbd 及び xserver-xorg-input-mouse が xserver-xorg-input-evdev へと変更となったようです。
http://www.debian.org/releases/squeeze/i386/release-notes/ch-information.ja.html#id517658
古い設定を流用するなどしてDriverを"mouse"に設定してる場合は"evdev"へと変更が必要です。Option "Device"も同様に「event」の方を指定します。
以前にトラックボールの設定を行なった時の記事です。参考としてリンクを張っておきます。
http://9change2debian.blogspot.com/2009/11/logicool-marble-mouse-st-45upi.html
システムメニューのアイコンがデフォルトでは非表示の設定となったようです。メニューの横にアイコンを表示させるには アプリケーション>システムツール>設定エディタ
/desktop/gnome/interface/menus_have_icons にチェックを入れます。
この他に以前は システム>設定>サウンド から起動音や効果音の設定が出来たのですが、何故かその設定項目が丸ごと無くなっています。サウンドのテーマ タブから警告音だけは選択できるのですが、その他は設定項目が見つかりません。これは自分の環境だけの問題なのか定かではありませんが、現在のところ解決には至っていません。
とりあえずは起動音だけでもと思い自分は簡単なシェルスクリプトを作成して使用しています。
#!/bin/sh
/usr/bin/aplay -q サウンドファイルを指定
geditで上記のようなシェルスクリプトを書いて startup_sound.sh 等名前をつけて保存します。
作成したファイルに実効権限を付けます。
$ chmod u+x startup_sound.sh
システム>設定>自動起動するアプリ で作成したシェルスクリプトを設定します。
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