2013年7月27日土曜日

ファイルアクセス履歴の削除

GNOMEでは「最近開いたファイル」というファイルアクセス履歴を記憶していて直近に開いたファイルへのアクセスを容易にしてくれる機能があります。
この機能は定期的に更新するファイルがあったりする場合は便利なのですが、長い間使用していると履歴がたくさん溜まってしまい該当のファイルを見つけづらくなったりもします。
ファイルアクセス履歴は ~/.local/share/recently-used.xbel に記述されているのでこのファイルの内容を消去してあげれば「最近開いたファイル」もクリアされます。
手動で削除しても構わないのですが、面倒なので例のごとく簡単なシェルスクリプトを書いてみました。

gedit等のテキストエディタで以下の様に記述します。

#!/bin/sh
sed -i -e '6,$d' ~/.local/share/recently-used.xbel

名前(file_access_history_del.sh)をつけて保存し、ファイルに実効権限を付けます。
$ chmod u+x file_access_history_del.sh

今回はファイルの中身を全て削除するのではなくsedコマンドを使用してヘッダー部分は残し、以下の行は削除するようにしてみました。
sedコマンドというものを初めて使用しましたが、テキストファイルの内容を色々と操作出来るので様々な応用が利きそうです。

出来上がったシェルスクリプトを実行するとgedit等で「最近開いたファイル」がクリアされていると思います。
ちなみに自分は「自動起動するアプリケーションの設定」にシェルスクリプトを追加してログイン毎に履歴を消去するような使い方をしています。

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