2015年9月27日日曜日

GNOME Extensions セレクション

自分が追加しているGNOME拡張機能(アルファベット順)を紹介します。
拡張機能のインストール等は https://extensions.gnome.org/ より行うことが出来ます。

Alternative Status Menu
サスペンド、ハイバーネート、電源オフを右側のユーザーメニューに追加します。

Axe Menu
トップパネルに従来のようなアプリケーションメニューを再現します。
サイズ等の細かな設定が可能です。

Blank Screen
右側のユーザーメニューにBlank Screenを追加します。
メニューを選ぶとモニターをブランクアウトさせることが出来ます。
ロックは掛からずにマウスなどを動かせば即時復帰します。

Nvidia GPU Temperature Indicator
Nvidia GPUの温度をトップパネルに表示します。

Quit Button
トップパネル右端のユーザーネームを電源ボタンのアイコンに変更します。

Remove Rounded Corners
トップパネルの丸みを帯びた両端を真っ直ぐにします。

デフォルトでインストールされている拡張機能についての過去記事です。
よろしければご参考になさってください。
http://9change2debian.blogspot.jp/2013/06/debian-gnulinux-70wheezy-gnome34.html

2015年9月19日土曜日

Debian 8 (Jessie) について

2015/4/25にDebian 8 (Jessie) がリリースされました。メジャーアップデートとしては2年ぶりとなります。
この記事の時点での最新版は9/5にリリースされた8.2です。
遅ればせながらインストールしてみましたが、結論から先に述べますと自分の環境では常用には耐えられませんでした。
インストール自体は問題なかったのですが、いざ試用してみると致命的な不具合が連発でした><;
まず、電源管理関係がおかしかったです。サスペンド、ハイバーネートがまともに動かないです。CUIに移行また戻るということが2〜3回起こりサスペンド、ハイバーネート共に実行されません。
そして、致命的なのがシャットダウンできないことでした。シャットダウン時に表示されるログを見るとHDDの回転を停止させた後、そのままハングしてしまっている感じでした。
キーボードからの操作も受け付けないので電源ボタンを長押しして終了させるしかありませんでした。
もはや面倒でログも調べなかったのですが、どうも起動ディスクをアンマウントできていないような感じがします。
英語が苦手なので詳しくは調べられなかったのですが、Linux系のフォーラムにも同様の症状は話題に出ているようです。
ただ解決策まではわかりませんでした。調べる気力が萎えました^^;
他にもログアウトして再ログインを試みるとキーボードが反応しなくなったり(トラックボールは反応します)と不具合が多くてDebian 8 (Jessie) の使用は断念しました。
幸いDebianは6(squeeze)以降は長期サポート、LTS(Long Term Support)となりましたので、しばらくは7(Wheezy)を使い続けることができます。

自分はDebianを4.0 (etch)から使っていて、これまでも細かな不具合はいくつもありましたが、知識が無いながらもなんとか解決したり、妥協したりしてやってきました。
しかし、今回のバージョンの不具合は素人が片手間で解決できるレベルのものではないように思います。
もしかしたら自分のPCも大分古いのでDebian 8 (Jessie)に対応できないデバイスも出てきているのかもしれません。
いつもは古い環境を残して別パーティションに新しいバージョンをインストールするのですが、今回は以上のような理由でアップデートはしばらくお預けです。

現在のパーティション構成をメモしておきます。
8 (Jessie)は消して 7(Wheezy)を入れました。

sda1 Debian7.9 AMD64(デフォルト)
sda2 Debian7.9 AMD64
sda3 データ保存用
sda4
 sda5 スワップ [sda1 Debian7.9 AMD64(デフォルト)]
 sda6 スワップ [sda2 Debian7.9 AMD64]

2014年2月24日月曜日

Skype 4.2.0.13でのサウンドデバイスの設定

※2014/7/12追記 Ver.4.3では、PulseAudioがないとALSAはサポートされなくなりました。
 下記に紹介した手順でPulseAudioを停止させてもサウンドデバイスを任意に選択することはできません。


最近Skypeをアップデート(skype-debian_4.2.0.13-1_i386.deb)したところサウンドデバイスでUSBヘッドセットが選択できなくなってしまいました。
症状としては「オプション」>「サウンドデバイス」で「マイク」「スピーカー」「呼び出し中」とそれぞれの項目で任意のサウンドデバイスを選択出来ていたのが「PulseAudio server(local)」以外選択出来ないようになってしまいました。
この状態だとUSBヘッドセットは使えずにスピーカーからSkypeの音が再生されてしまいます。
「システム設定」>「サウンド」>「ハードウェア」で切り替えればUSBヘッドセットを使用できますが、その場合Skypeだけでなく全ての音がUSBヘッドセットから再生されてしまうので、毎回Skypeを使う時と使った後でデバイスを切り替えなければならず面倒です(-_-;)
色々調べてみましたが、PulseAudioを停止させてALSAを直接使うようにすれば問題は解決するようです。
PulseAudioを停止させてもほとんどのアプリケーションはALSAを使うように設計されているらしいので問題は起きにくいと思います。
自分が実際取った方法は下記の通りです。

$ gedit ~/.pulse/client.conf

開いたテキストファイルに以下のように書き込み保存します。
autospawn=no

システムツールの「自動起動するアプリケーション」で「PulseAudio サウンドシステム」と「音量コントロール」のチェックを外します。

パッケージマネージャで「gnome-alsamixer」をインストールします。

PCを再起動します。

以上で自分の環境では従来通り、Skypeの「オプション」>「サウンドデバイス」で任意のサウンドデバイスを選択可能となりました。

音量調節は「サウンドとビデオ」から「GNOME ALSA Mixer」を選択しても良いですが、「Alsa Mixer」というGNOME Shell 拡張機能をインストールすると上バー右側のスピーカーのアイコンから音量調節を行うことが出来るので便利です。
インストール後「Alsa Mixer」を有効にするには「システムツール」>「高度な設定」>「GNOME Shell 拡張機能」で「Alsa Mixer 拡張機能」をONにします。

https://extensions.gnome.org/extension/518/alsa-mixer/

他の解決方法としては「PulseAudio Device Chooser」パッケージ名「padevchooser」を使用するとアプリケーションごとにサウンドデバイスを設定出来るようなのですが、残念ながら現時点ではwheezyには上がってないようです。(「squeeze」「jessie」「sid」にはあります)

2013年11月17日日曜日

Chromeで新しいタブをアクティブにする方法

Chromeでリンク先を新しいタブで開いてもアクティブなのは元のタブのままとなります。
これはChrome特有というわけではなく大抵のタブブラウザはデフォルトでそのように設定されていると思います。
但し、他のブラウザの場合は設定を変更することで新しいタブをアクティブ出来る場合が多いのですが、Chromeの場合は設定項目がありません。
しかしながらこれは拡張機能を追加することによって補うことが可能です。
自分も「Tabs to the front!」という拡張機能を使用していたのですが、それが機能しなくなってしまいました。
Chromeのアップデート後に起こった症状なのでセキュリティ関連などによる仕様変更だと思われます。(この記事の時点でのバージョンは31.0.1650.57となっています)
「Tabs to the front!」以外にも「Chromium Wheel Smooth Scroller」や「YouTube HD and Resize」など使用しているいくつかが機能しなくなりました。
対応としては拡張機能がアップデートされるのを待つか、同じような拡張機能を探すかになるわけですが、自分は新しいタブがアクティブになる動作にかなり慣れていたのでまずは「Tabs to the front!」の代替えを探すことにしました。
その他のものはあれば便利ですが自分の中では必修というほどではないので追々対応を考えようと思います。

検索した結果「Tab Activate」という拡張機能を見つけました。
「Tabs to the front!」と同様インストールするだけで特別な設定などは必要ありません。

現在「Tab Activate」は問題なく機能していますが、今回のように突然機能しなくなる事態も起こりうる可能性があるので、拡張機能を使用せずにキーコンビネーションで新しいタブをアクティブにする方法をメモして置きます。

新しいタブをアクティブ
Shift+左右ボタン同時押し、もしくはShift+中央ボタン、Shift+Ctrl+左ボタン

新しいウインドウをアクティブ
Shift+左ボタン

2013年9月1日日曜日

ビデオカードの交換

PC購入時に装着されていたWinFast PX9500 GT 512MB (GDDR2 ファンモデル)が壊れてしまいました。
自分の部屋にはエアコンが無いので4年という使用期間と今年の異常とも言える暑さにやられたようです。
少し前からノイズが出たりと兆候は見えていたのですが、最終的には画面がカラフルなマトリックス状態になってしまいました><;
自分が使用しているIntelliStation M Pro 9229は内蔵ビデオが無いのでビデオカードが無いと画面が表示出来ません。
そんな訳で取り急ぎビデオカードを買いに友人と久しぶりにリアル店舗を回ってきました。
GeForce9500GTの置き換えという事で候補は200番台かGT600シリーズだったのですが、中々置いて無いないものですね。
売れ線のGTXのミドルクラスはあるのですが、最近は内蔵ビデオの性能が上がったこともありローエンドカードの需要も少ないのでしょう。
事実Intel HD Graphics 4000辺りですとローエンドカードより性能が上ですし^^;
結局3店舗回ってようやく見つけたGeForce GT610搭載カードを購入しました。
ZOTAC GT610 SyNERGY Edition 1GB DDR3という製品です(メーカー型番 ZTGT610-1GD3R001/ZT-60602-10L)価格はショップの相性保証+500円を付けて4980円でした。
GT610は性能的には9500GTと大差ありませんが、消費電力が29Wと9500GTに対して60%程度と省電力です。
動作温度は室温30度の環境でネットブラウジングやテキスト打ち等の軽い作業では50度〜55度、HD動画再生時で60度くらいでしょうか。
9500GTと比較すると60度くらいまで上がるのが早いですが、下がるのも早いです。電力管理をこまめにやっているような感じです、ファンの音も大分静かです。
ちなみにドライバーはnvidia-glxでそのままOKでした。xorg.confはBoardNameのみ"GeForce GT 610"に書き換えました。

Section "Device"
Identifier "Device0"
Driver "nvidia"
VendorName "NVIDIA Corporation"
BoardName "GeForce GT 610"
Option "NoLogo" "true"
EndSection

Section "Screen"

# Removed Option "metamodes" "1920x1080 +0+0; nvidia-auto-select +0+0"
# Removed Option "metamodes" "1920x1080 +0+0; 1920x1080_60 +0+0; nvidia-auto-select +0+0"
Identifier "Screen0"
Device "Device0"
Monitor "Monitor0"
DefaultDepth 24
Option "TwinView" "0"
Option "Stereo" "0"
Option "nvidiaXineramaInfoOrder" "DFP-0"
Option "metamodes" "1920x1080_60 +0+0; 1920x1080 +0+0; nvidia-auto-select +0+0"
SubSection "Display"
Depth 24
EndSubSection
EndSection