2009年6月12日金曜日

DVD-Videoの作成(DeVeDe)

最近はデジタルビデオカメラもだいぶ手頃になり、デジタルカメラでも動画を撮れるものが多くなりました。
撮影した動画は再生ソフトを利用すればパソコン上で簡単に見ることが出来ますが、時にはパソコンのモニターではなく「大勢で居間のテレビで見たい」とか「旅行で撮影した動画を知人に上げたい」等、DVDプレイヤーで再生出来る「DVD-Video」を作成したい場合もあるでしょう。そんな時に便利なソフトが「DeVeDe」です。
「DeVeDe」は動画自体の編集は出来ませんが、各種動画から簡単に「DVD-Video」のISOファイルを作成してくれます。「DVD-Video」の他にも「Video CD」等のディスク形式にも対応しています。

「Synapticパッケージマネージャ」で「devede」を検索、インストールします。
(依存関係により「dvdauthor」「mencoder」「vcdimager」等もインストールされます)

インストール完了後、アプリケーション>サウンドとビデオ>DeVeDe から立ち上げると、最初にディスク形式を選択するウィンドウが開くので作成したいものを選びます。


「DVD-Video」を作成したい場合は「Video DVD」を 選択します。

インターフェイスは左側のウィンドウに「タイトル」右側のウィンドウにそれに対応した「動画ファイル」という形で、それぞれ「プロパティ」から詳細な設定を行うことが出来ます。ほとんど日本語化はされていませんが「タイトル」は日本語も使えます。ただ変換する動画のファイル名には2バイト文字を使わない方が良いかもしれません。
設定のほとんどはデフォルトのままでも問題ないと思いますが、日本の場合信号方式が「NTSC」なので「Default format」は「NTSC」を選んでおきます。



各種設定が終了したら「進む」を押して保存場所を指定、「OK」でISOファイルの作成が始まります。動画のサイズやマシンパワーにもよりますが、しばらくかかります。
作業終了後、ドライブに空のディスクを入れ、完成したISOファイルを 右クリック>"CD/DVDの作成"で開く を選択してディスクに焼けば完成です。もちろん「Brasero」や「GnomeBaker」等のライティングソフトを使ってもOKです。
実際にディスクに焼く前に再生をチェックしたい場合は、動画再生ソフトの「VLC」を使えばISOファイルを直接再生出来ます。

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